ニュース
110番 : 周南市のニュース
[周南警察署]60代女性が50万円だまし取られる 周南署管内2日連続うそ電話詐欺被害
110番周南市5日に、山口県周南市に住む60代の自由業の女性が現金約50万円分をだまし取られる還付金詐欺事件が発生した。4日にも同市内の別の60代女性が50万円をだまし取られる被害が発生しており、周南警察署は警戒を呼びかけている。
同署の調べでは、5日午後2時半ごろ、女性宅に周南市役所のタナカを名乗る男から電話があり「今年3月か4月ごろに、介護保険料の払い戻しの申請書が送られているはずだが、手続きがされていません。手続きするには申請書の受付番号が必要ですが、書面がなくても手続きをします。過払金は2万9,600円です。払い戻しは今日が期限です。銀行はどこがいいですか」と言われた。
女性が自分の金融機関の口座への振り込みを依頼すると、男に「通帳とキャッシュカードを持ってATMで手続きしてください。サポート窓口のヤマモトという担当が対応します。到着したら電話して下さい」と言われ、連絡先の電話番号を教えられた。
同日午後3時過ぎに女性が周南市内の金融機関に到着すると、男から教えられていた電話番号から携帯電話に着信があり、サポート窓口を名乗る男に電話で指示されるままATMを操作した結果、相手の口座に現金約50万円を振込みだまし取られた。
男から追加で、別の金融機関での振り込みを指示された女性が、その後出向いた金融機関の窓口で相談したところ、行員から「詐欺ではないか」と言われ、同署に通報した。