2026年10月27日(火)

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自発的PCR検査の助成は? 周南市先行に市民の混乱危惧 経済圏、生活圏一体に

  • 下松市地域外来・検査センターの入り口

 新型コロナウイルス感染症対策で、周南市が検査を自発的に希望する市民に対してPCR検査や抗原定量検査の検査料助成制度を打ち出したが、同じ周南地域の下松市や光市はどうなっているのだろうか。3市は生活圏や経済圏が一体化しているだけに、1市だけの助成制度の実行は3市全体の混乱が危惧される。両市の現状を探った。(山上達也)

■医師会、周南記念病院と連携

■生野屋南に検査センター

 下松市は昨年10月27日から生野屋南の地域交流センターに「下松市地域外来・検査センター」を設けたが、12月末現在でPCR検査の事例はない。地域交流センター全体を関係者以外の立ち入りを禁止し、PCR検査される人のプライバシー保護のためプレハブとテント建ての検査センターは目立たない場所に設けている。

 下松市には光市や周南市のように市立の病院がないため、下松市は下松医師会(山下弘巳会長)や地域交流センター隣の周南記念病院(橋谷田博院長)と連携して検査体制づくりを進めてきた。

 かかりつけ医がPCR検査の必要を認めた患者は、医師会を通じて検査センターの検査を予約する。かかりつけ医がいない場合などは、県健康増進課(#7700、または083-902-2510)が検査の可能な医療機関を紹介する。

 行政検査のため検査料無料。問い合わせは市健康増進課(0833-41-1234)へ。

■昨年はPCR検査12件

■光総合病院に検査センター

 光市でもかかりつけ医の診察でPCR検査が必要な患者がいた場合、市健康増進課に患者の医療情報を提供してPCR検査の手配を依頼。患者は決められた検査日時に「光市地域外来・検査センター」がある市立光総合病院で、ドライブスルー形式で検査を受ける。

 かかりつけ医がない場合や、相談する医療機関に迷う場合は県健康増進課(♯7700、または083-902-2510)が受診可能な最寄りの医療機関を紹介する。

 行政検査なのでいずれも無料。問い合わせは市健康増進課(0833-74-3007)へ。市によると10月1日の同センター開設以来、12月末までに 計12件の検査をした。

■自発的な検査希望者は県予防保健協会へ

 両市とも、県外出張や旅行、帰省の前後に感染の有無を確認したい人や、人と接する機会の多い人など自発的な検査希望者は、県予防保健協会(083-933-0008)に申し出れば、自己負担でPCR検査(2万5千円)や、抗原定量検査(9,800円)が受けられる。

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