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参院補選と重複「四人四様」 補選候補と共闘や街宣“休戦” 思惑いっぱい公示日へ
政治その他参院山口選挙区補選が終わらないうちに衆院選が公示されるという珍しい展開の中、山口1区、2区の立候補予定者計4人は参院補選の自党の候補者との共闘から自党の候補者がいないため街頭での“休戦”を強いられるケースなど「四人四様」だ。各立候補予定者の動きに迫ってみた。(山上達也)
1区 高村氏は北村候補連携、大内氏はSNSで拡大
自由民主党現職の高村正大氏(50)は岸田内閣で財務大臣政務官に任命されたばかり、14日(木)の衆院解散までは国会を離れられず、19日(火)の公示に向けた準備活動は現職ゆえに日数が限られたものになりそうだ。
参院補選の同党の北村経夫候補(66)とのタイアップは積極的に進めていく考えで、前回の得票13万3,221票をどう維持し、上乗せをしていくかが課題だ。
立憲民主党新人の大内一也氏(48)は参院補選に自党の候補者がいないため、公職選挙法の規定で衆院選公示の前日の18日(月)まで街頭での活動ができない。したがって大内氏はSNS上など公選法に抵触しない範囲で支持を訴えている。
同党の泉健太政調会長との2連ポスターの張り替え作業は1週間で順調に終わり、初陣の4年前に比べて支持者の厚みが増した実感を得ているという。
2区 岸氏は長男が前面、松田氏は河合候補と共闘
自由民主党現職の岸信夫氏(62)は菅内閣に続いて岸田内閣でも防衛大臣の再任が決まり、大臣としての公務を優先する立場から公示後も選挙区入りは難しい。長男で防衛大臣秘書官の岸信千世氏(30)が父親の名代で支持を訴えていく。
参院補選が告示された7日、光市総合体育館前で支持者約400人が集まって開かれた同党の北村経夫候補の光地区出発式でも信千世氏が父親に代わってあいさつし、前防衛大臣政務官の松川るい参院議員、河野亨県議も支持を強調。来年2月の県議補選に同党公認で出る清水祐希市議(35)がガンバロー三唱の音頭を取った。
日本共産党新人の松田一志氏(64)は参院補選の同党新人、河合喜代候補(61)と表裏一体の活動を展開している。11日には光市浅江のマルキュウ光店前で河合候補が開いた街頭演説に参加し、地元の同党の田辺学市議と車上で共にマイクを握って支持を訴えた。
松田氏は県内の5野党の県組織などが参加する「市民連合@やまぐち」のバックアップを受けており、どこまで「党外票」を獲得できるかがカギ。参院補選の期間中は河合候補と共闘し、知名度と政策の周知に努める。
4年前の前回は党の基礎票を大きく上回る4万51票を獲得して大躍進を果たした。
鈴木俊一財務相と高村政務官(右=高村氏のフェイスブックより)
記者の取材に応じる大内氏(12日)
左から北村候補、清水市議、松川議員、岸信千世氏、河野県議(7日)
左から松田氏、河合候補、田辺市議(11日)
