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【山口県】県が未検定の測定機器 工場排水237件を測定、行政指導も
政治その他山口県は9日、周南市にある周南健康福祉センターで工場の排水の水素イオン濃度(pH)を測定する際に使用していたガラス電極式水素イオン濃度指示計が2021年5月に検定切れになり、昨年7月から使用していた同検出器は21年5月の購入時、未検定品だったと発表した。
この検査機器を使用していた21年6月から昨年12月までに調査した237件のうち、基準不適合とした行政指導4件(指示1件、勧告3件)を取り消した。
同種の機器は周南市と山口市の環境保健センターにあり、法律に基づき、周南市の機器では県東部の各工場から出る排水を年に1、2回、立ち入り調査で採取して測定している。指示計は計量法に基づいて6年に1度、検出器は2年に1度、国の指定機関で検定を受けなければならないが、指示計はこの検定を受けず、検出器は未検定品を購入していた。
行政指導は取り消したが、測定時には精度を調整するため、測定値が大きくはずれることはないと説明して、行政指導した事業者はすべて改善ずみとしている。
昨年12月12日に未検定がわかったあと、全健康福祉センター、環境保健センターで計量法に抵触する機器がないかを2月8日までに確認した上で9日に公表した。今後は両センターの所長に検査機器の検定の受検を改めて徹底するよう通知する。
