2026年06月01日(月)

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政治 : 周南市のニュース

【周南市】[周南市議会]「着手可能なことから早急に」 教育福祉委が決議 福川小の通学路、現地視察

  • 通学路を視察する議員

 山口県周南市の周南市議会の教育福祉委員会(福田吏江子委員長)は11日、福川小の子どもが転落する危険性が指摘されている水路沿いの通学路を視察し、早急な対策を求めることを決議した。

 この通学路は日刊新周南に寄せられた投書がきっかけで一般質問でも取り上げられ、同委員会が所管事務調査に取り上げてこの日、現地調査のうえで対策を協議した。

 この通学路は同校の体育館のそばから住宅地を抜ける市道で、約30人の児童が利用している。危険な通学路は毎年、学校安全アドバイザー、警察、道路管理者、教育委員会で構成される「通学路安全推進会議」で対策を検討していて、この通学路は2016年度に取り上げられ、水路とは反対側にグリーンのラインを引いて児童はライン側を歩くように指導し、学校、保護者、地域の見守りを続けてきた。22年も取り上げられ、指導、見守りを継続するとともに学校と教育委員会が通学路の変更を協議しているとされてきた。

 現地視察は市教委と市道の管理を担当している土木課の職員も同行した。そのあと市役所で委員会を開いて厚東和彦教育長ら市教委と、土木課から説明を聞いた。

 市教委は通学路を変更するとすれば交通量が多く、坂道で見通しもよくない道路の歩道を利用するしかないことから、危険性は認識しているとしながらも、現在の通学路を維持することが「ベストとは言えないがベター」と述べた。

 これに対し、議員が「見た目にも危険。できるところからガードパイプを取り付けるなど転落防止策をとるべきではないか」とただすと「工事をするとなると住民の合意が必要になる」と説明した。議員はさらに「通学路を変更するか、防護柵を取り付けるべきだ」と強く求めた。厚東教育長は「よりよいやり方へすみやかに動きたい」と述べた。

 見守り活動を継続することで現在の通学路を維持する姿勢の教育委員会に対し、議員からは変更後の通学路の見通しが悪ければ、樹木の伐採などで見通しをよくすることや、「赤線」と呼ばれる歩行者用の道の利用などの提案もあった。

 最後に「福川小学校区内の通学路の安全対策に関する決議」として①学校、保護者、地域及び教育委員会による通学路の変更を含む協議をし、その結論を速やかに出すこと②より具体的な安全対策を講じるとともに、当面着手可能な個所においては早急に実施することの2点を求めることを決めた。

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