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政治 : 周南市のニュース
【周南市】20代男性職員に懲戒処分 庁舎内のトイレで盗撮
政治周南市山口県周南市は19日、財政部に在籍する事務職の20代の男性職員を「全体の奉仕者たるにふさわしくない非行があった」として、停職3カ月の懲戒処分とした。職員はこの日付で依願退職した。
市によると、この職員は1月30日午後0時40分ごろ、市役所本庁舎内の男性用トイレの個室に入っていた男性職員をドアの上からスマートフォンで撮影した。職員はその場で男性職員に捕まり、人事課職員同行で周南警察署に行き事情聴取を受けた。
人事課の聞き取りに対しては、2023年度以降に同様の行為を5回繰り返し、被害者はすべて職員で、撮影した画像はその場で見たあと、消去していたと話している。
職員は周南区検察庁へ書類送検され、3月29日付で不起訴処分になっていた。この日付で、上司の財政部長、同部次長、所属課長に対して職員の規律、規範意識の向上を徹底するよう厳重注意し、職員に対しては副市長が再発防止を通達した。
藤井律子市長は市民にお詫びするとともに「今後、二度とこのようなことが起きないよう、公務の内外を問わず、公務員としての自覚を強く促すとともに、職員教育の更なる徹底を図り、市民の皆様からの信頼回復に努めてまいります」というコメントを発表した。