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【周南市】徳山動物園の入園者減少続く 回天記念館は3年連続増加 コロナ禍後、明暗分かれる
政治周南市周南市の徳山動物園の2024年度の入園者が20万9,461人だった。前年度を1万4,116人下回り、2年連続の減少となった。一方、大津島の回天記念館は1万1407人で前年度を1681人上回り、3年連続の増加となった。
周南市営で観光地として市外からも注目される徳山動物園と回天記念館。徳山動物園は中心市街地にあり、13年度から32年度まで、70億円をかけてリニューアル工事を進めている。25年度予算で、動物園費は8億7,188万8千円。そのうちリニューアル工事費が4億1,617万6千円で、4億5千万円が運営などの費用。一方、年間の入園料収入は約6,500万円。
回天記念館は太平洋戦争末期の大型魚雷を改造した特攻兵器「回天」の犠牲者の遺品、遺影、遺書などを展示している。島内には回天搭乗員の訓練施設などの戦争遺跡があり、終戦から80年の今年、注目されそうな施設。管理運営事業費は1196万円。入館料収入は年間230万~240万円。
両施設とも年間の運営事業費と入園料などの収入に大きな差があるが、とくに差が大きい徳山動物園は今後のリニューアルの動向が注目されている。
徳山動物園の減少は「猛暑」のため?
徳山動物園はスリランカゾウが公開された2013年度に32万364人が入園。その後も27万人前後だったが、コロナ禍で20、21年度は減少。
22年度はコロナ禍が沈静に向かう中、26万人を超えるまでに回復したが、23年度は減少し、24年度の減少も同園では「猛暑のため」と見ている。リニューアル工事では、しばらく新たな展示施設のオープンがなく、苦戦が続きそうだ。
一方、回天記念館はコロナ禍の2020年度が8419人、21年度が7876人だったが、22年度以降は増加。24年度は1万1千人を超え、コロナ禍前の1万2千人台に近づいている。
コロナ禍の20、21年度は県外への見学旅行などを自粛し、県内の施設を訪れる機会が増えたため、10月、11月はコロナ禍前の入館者を上回った。
24年度の入館者も月別では、4、5、7、8、9、10、11、1月は前年度を上回る。特に8月は1,610人が入館し、9、10、11月も1千人を超えた。
