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スポーツ : 光市のニュース
【山口県】[躍動の青い力 四国総体2022(7月23日〜8月23日)]光高ヨット部
スポーツ光市インターハイへ
目指すは団体優勝!
中国高等学校ヨット選手権大会(中国大会)が6月16日から19日にかけて岡山県の牛窓ヨットハーバーで開催され、山口県光市の光高ヨット部(広田英恵監督、冨永理貴監督、17人)の選手たちが全国高等学校総合体育大会(インターハイ)出場を決めた。1人乗りのレーザーラジアル(LR)級に2人、2人乗りの420級に3組が出場し、個人種目の総合成績で競う団体での優勝も目指す。
【LR級】
神田俊斗選手(菊川中出身、3年)
「セーリングの疾走感が好き」と話す神田選手。小学4年の時からウインドサーフィンに打ち込み、全国大会や世界大会にも出場経験があり、ヨット部に入部するため光高に入学した。ウインドサーフィンで養ったスタートの切り方や風の見方を生かし、海の特徴を捉えた走りが持ち味だ。
昨年はインターハイ出場を逃す苦い経験をした神田選手。「光高全体で戦っている気持ちで、全力を尽くして1位を目指す」と頂点への意気込みを見せた。
中村乃々子選手(周陽中出身、2年)
強みは物事をポジティブに考えられること。海を相手にするヨット競技は天候に左右されるが、中村選手は「毎日変わる天気に対応するのが楽しい」と競技の魅力を語った。中国大会当日は潮が強いなかでのレースとなったが、練習で身につけた実力を試そうと前向きに挑み1位に。
全国に向けて「目標はLR級で6位入賞。いつもどおりの実力を出して、悔いのないように戦いたい」と笑顔を見せた。
【420級】
杉原豪選手(付属光中出身、3年)・三輪晃汰選手(室積中出身、2年)
「練習のための練習ではなく、レースのための練習をする」を念頭に集中してきた2人。普段から考えていることを共有し、レースでは何も言わなくても通じ合えるほどだという。
「三輪選手は船の構造をしっかり理解するなど一つ一つが丁寧で、最強の選手」、「杉原選手は恩師。経験豊富で、教えてもらうことが多い」と学年は違ってもお互いを慕っている。「インターハイを逃した選手たちのためにも1位を獲りたい」と張り切っている。
藤林沙瑛選手(島田中出身、3年)・赤塚実菜選手(周陽中出身、3年)
強風にもめげない意思を持った藤林選手と、いつも笑顔で声かけを忘れない赤塚選手。雰囲気が暗くなっても「気持ちを切り替えよう」と笑い合い、楽しみながら取り組んできた。常に練習での反省点を話し合って次に生かすことも忘れなかった。
中国大会1位で全国への切符を手にした2人は「女子420級で3位以内を目指し、団体優勝で表彰台に上がりたい」と話している。
中村佳純選手(岐陽中出身、2年)・松原果保選手(同)
岐陽中時代も陸上部で一緒だった中村選手と松原選手。考え方が真逆で、海上で意見が合わないこともあるという。それでも「家族みたいに何でも言い合って、陸に上がったら忘れて仲直りする」と笑って話した。
ヨットが転覆するなど自然を相手にする難しさを感じることも多いという2人。「メンタルで負けず、自分たちのベストを出して入賞したい」と目標を語った。
インターハイは8月12日(金)から和歌山県で開催。同校ヨット部出身の広田監督(28)は「コロナ禍で大会延期などを経験しながら頑張ってきた選手たち。光丘高と統合して初めて全学年がそろった代としても頑張ってほしい」▽冨永監督(23)は「選手たちとコミュニケーションをとれるのは陸上だけ。海上では自分たちでやるべきことを考え、表彰台に立ってほしい」とエールを送った。
インターハイの風は選手たちにどう吹くか―それぞれの活躍から目が離せない。
