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スポーツ : 周南市のニュース
YMGUTSが日本選手権初出場 ハンドボール中国地区大会を突破 8カ月ぶりの公式戦で結果
スポーツ周南市周南市を拠点に活動している山口銀行の女子ハンドボールチーム「YMGUTS」(山根瑠美主将、18人)が、18日にキリンビバレッジ周南総合スポーツセンターで開かれた第72回日本ハンドボール選手権の中国地区大会で岡山県の環太平洋大学を20-13で降し、日本選手権大会初出場の切符を手にした。
選手権大会は12月23日(水)に石川県金沢市で開かれ、選手たちはハイレベルな相手との戦いに闘志を燃やしている。
YMGUTSは2018年4月に活動を開始し、今年4月に日本ハンドボールリーグで活躍した東祐三監督(35)が就任した。中国地区大会は今回が初参戦。同大とは国体予選でこれまで2戦し、いずれも敗北に終わっていた。
新型コロナウイルスの影響でクラブ選手権や国体が中止を余儀なくされ、公式戦は2月以来8カ月ぶり。決勝戦は運動量が多い大学生チーム攻略のため、相手ゴールにシュートした後は、すぐに選手全員が自陣に戻る戦法を取った。早めにディフェンスを敷くことで、動きの早い敵に自由なプレーをさせず、攻撃の芽をつんだ。 男子チームとの練習で当たり負けしないようフィジカルを強化したことも実を結び、前半11-6、後半9-7と勝ち越して雪辱を果たした。
東監督は「最初の2カ月ほどは個別に練習メニューを伝え、各選手は接触を避けリモートで走り込みと筋力トレーニングをしていた」と振り返る。公式戦の実戦機会が不足したものの、グループ練習の再開後は選手を知ってチーム作りに十分な時間を取ることができたという。技術と体力の底上げに加え、県外の強豪チームとの練習試合で相手の「負けん気の強さ」に刺激を受けたことが、メンタルの一層の強化につながった。
チームメンバーは山根主将を含め同行の行員が15人と高校教諭、保育士、助産師が各1人。平日の仕事終了後の週3回と土曜に、徳山高と日鉄ステンレス山口製造所周南エリアの体育館でトレーニングを重ねている。
8月には県体育協会から上位レベルのチームとしてトップスポーツクラブの指定を受けた。高校生のメモリアルカップハンドボール大会でインターネットによる試合中継を担当し、下松市の公集小でハンドボール体験教室を開くなど、ハンドボールを通じた地域交流も積極的に取り組んでいる。
12月の大会に向け、東監督は「練習でやってきたことが今シーズン初の試合で発揮できた。この勢いのまま力をつけてまずは1勝を取りにいく。会社に応援され、地域に愛され、子どもに目標とされるチームを目指して頑張る」と語る。
山根主将(28)は「まずは初戦突破を目指して全力を出し切りたい」と意気込んでいる。
