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　周南地域の小・中学生が所属する硬式少年野球チーム「周南ボーイズ」から「第21回鶴岡一人記念大会」の女子中四国ブロックチームに岐陽中2年の佐古絢音さん（13）、広島支部選抜に岩国市の岩国東中3年の小玉幸季さん（14）が選ばれた。

　同大会は、8月20日（土）・21日（日）に広島県で開かれ、東日本・中日本・関西・中四国・九州の5つのブロックから選手を選抜して試合をするボーイズリーグの全国大会。周南ボーイズから初めて選抜メンバーが誕生した。

　同チーム代表の瀧藤敏聡さん（57）は「この大会は出場がかなり難しく、これまで選ばれた選手はいませんでした。2人が選ばれたときは大変驚きました」と話した。

　佐古さんは周南市在住で小学4年生のころに野球を始めた。昨年は広島県の佐伯高との練習試合で投手として出場、ノーヒットノーランを達成したこともある。「選抜に選ばれてうれしい。自分ができる最高のピッチングをしたい」と話した。

　小玉さんは遠石小出身で現在は岩国市から練習に通っている。ポジションはサードで、バッティングに定評がある。「選ばれてうれしいが緊張する。全力で思い切ったプレーをしたい」と意気込んでいた。