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スポーツ : 周南市のニュース
eスポーツ全国大会準優勝 徳山商工高チーム 472チーム出場で快挙
スポーツ周南市8月に開かれた高校生のeスポーツ全国大会「STAGE:0」で、徳山商工高3年のチーム「Legend」が、見事準優勝を果たした。メンバーは小学生の頃からゲームに親しんできた竹本聖渚さん(17)、藤井悠人さん(18)、野間丈硫さん(18)の3人で、初出場ながら大健闘した。
Legendが出場したのは、オンラインでつながったスマートフォンの画面上で、100種類以上の中から選んだ8つのキャラクターを駆使し、互いに敵陣のタワー3本を3分以内に倒す「クラッシュ・ロワイヤル」というゲーム。
1人対1人で1ゲームを戦い、合計3戦のうち2勝すればチームの勝利となる。相手のキャラクターの特性を見て、自陣のタワーを守りながら攻撃を組み立てる。
今回は全国から448校、472チーム、1,558人が参加。同校にeスポーツの部活動はなく、3人は個人でエントリーした。5月のオンライン予選、6月のブロック予選を勝ち抜き、9校トーナメントの全国大会に中四国代表で進出した。藤井さんと野間さんは東京会場で、竹本さんは自宅で参戦した。
初戦の郡上高(岐阜県)、準決勝の神奈川総合高(神奈川県)を下し、決勝は他のeスポーツで優勝経験のある強豪のN高(沖縄県)と対戦。善戦したが、個々の実力に勝るN高に惜しくもやぶれた。
竹本さんは「初めて出た大きな大会で準優勝を獲得できてうれしい」▽藤井さんは「親や知り合いが応援してくれてありがたい」▽野間さんは「大舞台の東京で対戦できてよかった」と話した。
