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【山口県】南陽工・部員3人で掴んだ総合優勝 Hondaエコマイレッジチャレンジ九州大会
スポーツ周南市山口県周南市の南陽工高の科学研究部(戸嶋朋嗣顧問、3人)の藤田真翔さん(3年)、吉松宏起さん(同)、重国結星さん(2年)が、6日にHSR九州サーキットコースで開催されたHondaエコマイレッジチャレンジ2022九州大会で総合優勝を果たした。
エコマイレッジチャレンジは自作した車両が、1リットルのガソリンで何キロ走行できるか燃費を競うもので、年代別に分かれたグループⅠ〜Ⅳのいずれかのカテゴリーに参加して競う。同部はグループⅡ(高校生クラス)で1リットルあたり1245.274キロメートルの走行距離で1位の成績を修めて優勝。全グループでもトップの成績となり総合優勝を果たした。ドライバーを務めた藤田さんは「昨年の同校の記録を更新できたことが何よりもうれしい」と喜んでいる。
昨年までは車体にアルミ製のフレームを使用していたが今年は航空機などに用いられるカーボンを使用して軽量化を図った。実験を重ね、南陽自動車学校で試運転するなど限られた時間で練習にいそしんだ成果が発揮された。
勝因について「シンプルな機械でいかに高燃費の走りができるか。天候や通信状況など様々な状況を想定して日々のデータ管理で数値的に判断したことが結果につながった」と戸嶋顧問(53)は分析している。
3年生引退後の部員が1人になる同部。2年生の重国さんは「来年も大会に出場したい。まずは新入部員を集めるところから。まだ試せていない新しい部品を使用し、改良して今年のタイムを追い抜きたい」と前向きに今後の意気込みを語っている。
同大会への初出場から10年。好成績を残しているにもかかわらず部は存続の危機に直面している。一方、大会出場時の宿泊費の一部をOBが寄付するなど周囲のサポートは手厚い。今後も同部が活躍し続けることを願う。
