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[周南公立大]関節技、締め技学ぶ グレイシー柔術講習会に132人
スポーツ周南市周南市の周南公立大で1日、柔道とグレイシー柔術の講習会が開かれ、小学生から社会人まで132人が参加した。柔道は同大柔道部の矢野大地監督(37)、グレイシー柔術は米国人で柔術講師のマーク・クラノさんが指導した。
グレイシー柔術は関節技や締め技、寝技が多く、県内ではこれらを専門的に学ぶ機会が少ないことから講習会を開催。クラノさんはハワイ出身で、高校生だった1986年に周南公立大の前身の徳山大柔道部で一夏、けいこしたことがあり、その縁で講師に招いた。
矢野監督は天理大を経て、五輪金メダリストの吉田秀彦さんが総監督の実業団のパーク24㈱に所属。パーク24柔道部はオリンピックや世界選手権金メダリストが多く在籍し、矢野監督も全国大会で上位に入り、国際大会でも活躍した。講習会では柔道の立ち技を指導した。
クラノさんはグレイシー柔術の関節技、締め技の掛け方と防ぎ方も指導。柔道でも関節技、締め技があり、矢野さんは「防ぐ方法を知っておくことは役に立つ」と話していた。
同大の柔道部は男子14人、女子4人。講習会には予想を上回る参加者が集まり、矢野監督は「全国大会を目ざせる高校生が入ってくれる柔道部にしたい」と意欲を見せている。
