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[読者の声]《降松ハイキングの会・親子植樹祭》
読者の声下松市《降松ハイキングの会・親子植樹祭》
3日、下松市のNPO法人降松平和の里ハイキングの会の親子桜植樹祭が烏帽子ケ岳で開かれ、子ども11人を含む約50人が農業公園に集まり、烏帽子岳登山口まで歩いた。よちよち歩きの子は参加者が交替で抱っこした。
登山口で2組が植樹。うち1組には5人の子どもの名が植樹札に書きこまれ、少子化時代に、まさにあっぱれ、壮観だった。もう1組は先ほどの抱っこの子。母親、祖母の組だった。植樹参加証、記念品が手渡され、この2組は下山した。
残った参加者は烏帽子岳展望台まで登り、瀬戸内海の眺望を満喫。昼食をとって「中宮、烏帽子岳」の話を聞く。至福の時を過ごしたあと、次の予定地、妙見コールへ。コールとは窪地を指すらしい。ここでも2本の桜が植えられた。1人のシニアの札には山が好きという娘さんの名もあった。もう一方も同様だった。
次の新山という高台では親子3人の2組の植樹が終わり下山。万歩計は約1万5千歩だった。この日は天候にも恵まれ、ことに女児たちには桃の節句と、申し分ない佳き日だったろう。桜も幼子たちも競ってすくすく伸びますように。成人式など節目々々に彼女、彼らの桜を仰ぎ見る姿が目に浮かぶ。
市長もウオーキングに力を入れたいとか。健康寿命を延ばそう。同慶の至り。私たちの目指すところとほぼ同じだが、ただ1点異なるのは、桂木山、茶臼山、鷲頭山など日本古来の歴史とロマンが埋まっているという点です。
=下松市栄町、無職、近藤坂良(87)