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読者の声 : 下松市のニュース
[投稿]激動の時代、国民と政治家の距離が近くなるか?
読者の声下松市今年も参院選はじめいくつかの選挙がある。選挙のたびに納得のいく一票を投じたいとは思っている。マスコミ報道や選挙公報は当然見る。しかし短い期間では候補者が問題・課題に実際にどう取り組んでいるのか、また、これからどうしたいのか、よくわからないことが多い。
同じ会場で候補者全員の討論会などがあれば比較検討しやすいが、その機会はまずない。
最近はSNS等の活用をどの陣営でも考えているが、日頃から政治家といろんな意見をキャッチボールしたり、寄せられた意見・提案を折り込んだものを政治家からまた発信する仕組みがあればありがたい。
組織に入らなくても政治家の事務所などに気軽に行くことができればいいが、敷居が高いと感じてしまうことが多い。特に国会議員は通常は選挙区にいないことが多いので留守番部隊がどう対応するか、情報ツール等をどう活用するか大事なことだと思う。
今、世界は独裁的な権力者がますます力を持ってきている。加えてトランプ大統領の言動に戦々恐々とする動きも出てきている。こういう時代だからこそ、日本の政治がしっかりしなければならないと思う。政治家と国民が自分達の生活、日本の歩む道を共にもっと考え討議し、良い方向にもっていくようしなければいけないのではないでしょうか?
今後いろんな分野で世界とハードな交渉をする場面が出るでしょうが政府や政治家の活動を国民がバックアップし大きな力となって交渉に臨めるようになりたいものです。
思い起こすのは明治時代に不平等条約の改正など列強に粘り強く折衝し成し遂げた人達。
また幕末の長州の下関で列強の四国艦隊から大打撃を被った後、堂々と折衝して彦島が租借地にならないようにし、かつ賠償を直接払う事がないようにした高杉晋作など。どの時代も荒波の中、国家観、世界観を持ち、肝っ玉を据えて人間力を発揮して相手を魅了して交渉を成し遂げた人達がいた。そういう志を受け継ぐ政治家に投票したいと思います。
木原 陽一郎(78) 下松市久保市