2026年02月09日(月)

コラム「一言進言」

周南市に必要なものは何か?

~藤井新市長へどう対峙するか?~

■選挙はどうしてもしこりが少々残る。議員選挙はそうでもないが、首長となるとそうはいかない。下松市でも河村憐次元市長と井川成正前市長の戦いは激しかった。議会でもそれは顕著に現れた。山田宏下松商工会議所会頭が、熱心な河村氏応援団だったから、当人より周りの人たちは難儀した。合併推進派の新人をダブルスコアで降ろした2期目以降は落ち着き、わだかまりもほぼなくなった。
■旧新南陽市時代の市長選も激しかった。1期ごとに市長が変わる激しさで、市民も職員も大変だった。現職の側近になった職員の中には、市長交代で市長部局から遠くに異動した人も多かった。そんな中ひたすら市民のために頑張る職員もたくさんいた。私の知る限り、そうした職員は、退職後も地域のためにボランティア活動などを実践してきた。一方、誰が市長になっても無視できないよう、仲間が結集、一種の権益集団を作って、存在感を示した職員もいた。
■地方自治の表も裏も見続けてきたが、首長次第で、行政マンたちの動きも随分変わる。黒神直久、高村坂彦、河野通重、小川亮市長時代に旧徳山市の基盤はできた。中心市街地の整備、競艇場、動物園、放送局、銀行、周南バイパス、周南団地、緑地公園、新幹線駅、文化会館、スポーツセンター、全域のコミュニティー組織、すさまじい仕事量だ。地域力を高める不可欠な事業ばかりだ。埋め立て事業もすごかった。
■周南市合併から16年。4人目の市長になる。合併後遺症か安定しない市政が続く。市民の不満を吸収できないまま16年経過した。2人の現職市長が大差で負けるという不幸に見舞われた。一つ言えるのは、箱もの行政を市民は渇望していないことだけだ。南北自由通路も、駅ビルも、新庁舎も、市民が活躍できる箱モノではなかった。道の駅だけは市民参加の可能性が高まった。市民が欲しかったのは中心地での小ホールだった。
■藤井新市長は、安定した県議のポストを捨てての就任になる。財政も大型箱もので底をつきそうだ。余程の知恵と、パワーを出さないと、またもや市民からのブーイングを受けかねない。木村派市議からの攻撃もしばらくは激しいだろう。木村市政を盲目的に支持してきた市議たちが、今度はどんな提案をするのか楽しみだ。1日も早く、前向きな議論になって欲しいが、今、周南市の最大の課題は何か、市民に向かっての発言を期待しよう。4人目の市長を迎えて、議員たちもそろそろ何が大切かわかってきたと信じたい。

(中島 

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