2026年07月09日(木)

コラム「一言進言」

暗い1年を振り返る

〜せめて来年こそは〜

コロナ禍が終息を見せないまま、また今年も終わりがやって来た。3年にも及ぶコロナ騒動で、心理的にも生活行動様式にも大きな影響を残してきた。そんな中、日本では旧統一教会をめぐる騒動で波乱は広がった。ロシアのウクライナ侵攻も暗い話題で、人々の心を暗たんとさせた。

大谷翔平選手と日本サッカーの頑張りが今年唯一の明るい話題だった。今年の漢字は「戦」だったが、「暗」も今年の漢字に選ばれる資格がある気がした。しかも年末になって、一気に防衛費の大幅増額も決まった。「やられる前にやろう」と意気込んでいる。

着るものも、電気製品も多くを「メイドインチャイナ」に頼りながら、打倒中国を叫ぶ人が急増した。台湾有事がよく言われるようになった。台湾を中国の一部だと認めたのはいつだったか。国家として認めていない台湾を武力でも守ろうとしているのはなぜか。誰も説明してくれない。

そんな中でここ周南地域はどうだろうか。大手企業の頑張りでなんとか落ち込まずに踏みとどまっているようだ。しかし地方のビジネスの基本はサービス業だ。飲食店を筆頭に、サービス業は総じて苦しい戦いを強いられている。一体明るい話題は何があっただろうか。

一番は徳山大学の公立化か。周南公立大学に変わって、一気に入学希望者も増え、地域からも今までない数の学生が入学した。来年はもっと増えて、地域の若者がかってなく増えるだろう。地域にとって若者は宝だ。可能性を高めてくれる。

光高野球部の活躍も周南では夢を抱かせてくれた。まだ決定ではないが。甲子園も視野に入った。今では高校は校区がなくなり、周南3市の高校はどこも出身中学が3市全域からになった。どこの高校も全国大会レベルになると、周南地域代表になっている。

その他、これと言った話題が思い浮かばない。コロナが終息する気配も感じられないし、今年の年末は寂しいものになりそうだ。来年は徳山駅前開発が完成する。期待するだけだ。それに3市2町の合併20周年を迎えるが、その機会に周南3市が手を取り合って、子どもを増やす施策を本気で一斉に取り組む姿を夢見ることにするか。

(中島 

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