2026年05月19日(火)

コラム「一言進言」

中国新聞のアンケートも拒否

北村候補圧勝の予想は不動か?

少数与党になって初めての参議院選が始まった。全国紙の見出しは過半数死守かなど与党の苦戦が伝えられる。しかし、ここ山口県は与党自民党に危機感は感じられない。野党が4人も出馬、候補者の絞り込みに失敗した。全国で地殻変動が起こっても、ここ山口県は全国紙、週刊誌共に予想は自民党勝利だ。

明治維新を起こす起爆剤的な拠点となった山口県がなぜここまで保守王国となったのか、県民資質によるものなのか、一体なぜなのかわからない。変化を拒む体質になったのはなぜか。平井龍知事時代、最後に知事選に挑戦した保守系候補は故松岡満寿男元光市長だけだった。当時平井天皇と呼ばれるぐらいの絶対的な権力を誇っていたが、「このままでは山口県は衰退するだけだ」と手を挙げた。

当時藤井律子周南市長の夫君、故藤井真県議ともう一人ぐらいしか松岡さん側にいなかった。それでも最後は僅差まで詰め寄った。県民の中にも古い山口県に対する不満が充満していたことが立証できた。記憶の中ではその時が初めで最後の変革を求める動きだった。

その後は、柳居俊学県議会議長に代表されるように、旧態依然の姿を守ることに熱心な山口県の政治構造が続く。高齢化率も、人口減少率も全国の中でワーストに入る順位だ。県庁マンが政治運動して副知事が辞める羽目になっても微動だにしないのが山口県だ。維新の源になった県民はどこへ行った。「維新」の名前がついた施策と施設だけは増える。

選挙に行くことさえあきらめる地域に未来はない。連休の中日に投票日を持ってくる愚策に反応もない。しかし、民主主義は残酷だ。結果が全てで投票結果が全てだ。国民が選んだ結果に従うのは当然だ。得票が全国民の40%台であっても勝った政党にすがって生きていく。

なぜこんなに生活に困窮しているのに投票に行かないのか。昔は投票に行かない人は町内の中で異端児扱いする雰囲気さえあった。ムラ社会が崩壊する中、選挙に行かない人が急増した。他人との関りが少なくなり、投票に行く人が減ったのではと感じている。情報はあふれているが投票行動には関係しない。

当選が最も有望視されている北村経夫氏だが、こんな小さな新聞を発行している立場から見ても愕然とする現象も見た。中国新聞が全候補者にアンケートを実施したが、北村候補は簡素な回答だけだった。「日刊新周南」の国会議員動向欄への協力も拒否してきた人だ。元産経新聞記者が売りだったはずだが、どんな記者だったのだろうか。

(中島 

LINEで送る
一覧に戻る
今日の紙面
出光興産

出光興産徳山事業所は、エネルギーと素材の安定供給を通じて産業や暮らしを支えています。環境負荷低減や安全操業に取り組み、地域とともに持続可能な社会の実現に貢献していきます。

スバル合同会計 周南事務所

相続時や建物の購入売却時の相続税・資産税のご相談。
大切に育てた事業の譲渡や事業の拡大にむけて、複数の専門業者との提携で、お客さまの求める結果を一緒に目指します。

周南公立大学

2024年春、周南公立大学は新学部学科を開設しました。経済経営学部(経済経営学科)、人間健康科学部(スポーツ健康科学科・看護学科・福祉学科)、情報科学部(情報科学科)の3学部5学科体制となりました。大学の活動や入試情報も随時公開中!

山田石油株式会社

ソロや友達と過ごす「おとなじかん」から、親子三世代で過ごす「かぞくじかん」も楽しめる日帰りレジャー施設「くだまつ健康パーク」。屋内で遊べる施設や岩盤浴、サウナも充実!