2026年06月25日(木)

コラム・エッセイ

№32 野球考4・今年も巨人は優勝できない…開幕メンバーの3番が36歳の梶原では

独善・独言

 開幕前にナントカいう大リーガーが帰国し巨人の外国人野手はゼロになった。これで丸を除けば平均年齢20歳代の“生え抜き打順”になると期待したがなんと梶谷を3番に起用した㋺。浅野や秋広という試してみたい若手が大勢いるのになぜに36歳の梶谷なのか。
 高校野球の優勝監督の「同じ実力なら伸びしろと残りの年数を考えて非情であっても下級生を使う」との話しを組織論として納得してきた。そこで様々考察してみた。

㊀開幕戦のメンバーは1年の戦う方向性を示唆するもの。昨年4位に落ちた開幕戦㋑の8人中4人の“よそ者打順”よりはマシではあるが、三軍までも組織する巨人である。自前で育てるという断固たる意志を示して欲しかった。

㊁そこで他球団はどうかとセの開幕メンバー14人をC表で比較してみた。㋭㋬㋣㋠のすべてで巨人は阪神に劣る。今年も若手主体、生え抜き主体の阪神が優勝すると断言できるデーターといえる。よって巨人に出る幕はなくなる。
㊂断言する理由のひとつが年齢。開幕メンバーで故障や不振で登録抹消になったB表の15人の平均は32.0歳である。経年疲労の潮目は大卒後10年経過の32歳あたりか。C表㋥のとおり32歳以上は阪神は岩崎一人だが巨人は梶谷、坂本、丸の3人おり2人が故障した。33歳の筒香は獲らなくて良かった。

㊃理由のふたつめは外国人、それも打者。ここ数年活躍しているのはヤクルトのどっちか区別がつかない2選手のみ。MLBで主流の「フライボイボール打法」は通用しない。今はスペンサーもバースもラミちゃんも望むべくもない。C表の中の打者7人の平均年齢が31.1歳、投手のそれが28.3歳と大差があることも付け加えたい。

㊄D表・巨人は従前FAで弱点補強をしてきた。だが昨今の巨人離れ、パリーグ優位、MLB志向で丸以降は梶原や井納という一流とまで評価できない選手しか獲得できていない。E表大リーガーの一人でもいれば違っていた。球団の潤沢な資金が生かされていない。

㊅F表㋣は若手を試しても勝てるという昨年の秋広の実績を、㋠は“丸抜き”でも勝てるという実数を示しているが、データーの押し付けが少々クドイかもしれない。

㊆パリーグにも一言㋷。ダントツで走るソフトバンクの開幕メンバー14人の平均年齢はセパ唯一30歳越えの30.8歳。これでどう夏場を乗り切るか。

…どうでしょうか。

講演請負業 阿武一治 kazuharu.anno@gmail.com

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