2026年07月08日(水)

コラム・エッセイ

No.872 『コロナで世界はどう変わる!』 

伊藤博之の釣れ釣れ談議

 新型コロナウイルスで今世界が大きく舵を切り変えようとしています。世界の政治、経済、文化がコロナでまさに変わろうとしているのです。政治ではコロナが暴く政治家の見えなかった部分が国民に少しずつ見えるようになったことかもしれません。コロナ感染者や死亡者の多い国はほとんどトップの支持率が急落しています。

 6月15日現在、感染者数、死亡者数共に1位はトランプ大統領のアメリカです。感染者は200万人を超えました。死者数も12万人に迫っています。一時期、感染拡大は鈍化していましたが、ロックダウンが緩和され、経済優先へと政策が変わり、今やアメリカは感染第2波到来かと懸念されている状況です。

 集団による集会がコロナ拡大に繋がると禁じられていたのが、白人警察官の黒人殺害から人種差別のデモに変わり、アメリカ全土で多くのデモ集会が勃発。これが鈍化しつつあったコロナに火を点けコロナ感染拡大の引き金となった可能性もあるようです。

 アメリカでは大統領選挙が今年11月に行われます。コロナ感染の拡大と人種差別デモで、圧勝と言われていたトランプさん、現在、民主党の大統領候補者、バイデンさんに支持率で差をつけられています。大統領選挙まで半年のアメリカ。トランプさん、巻き返して再選できるのか!まず新型コロナウイルスに勝利することが大統領選勝利の近道かもしれません。コロナで大きく変わるかアメリカ、いや、コロナがどうアメリカを変えるのか。今、世界が変わる一番大きな原点に新型コロナウイルスの存在があるように思えるのですが!

 2位はボルソナロ大統領のブラジルです。感染者は90万人に近く、死者は4万5千人に届くほどのコロナの拡大です。6月に入り毎日感染者が2万5千人近く出ています。ボルソナロ大統領、一時期ロックダウンを引いていましたが貧富の差が酷(ひど)く、犯罪が多発。経済最優先とロックダウンを解除したことでコロナ感染は急拡大で医療も崩壊状態だそうです。ボルソナロ大統領は支持率の問題ではなく、リコールのデモが勃発するまでになっています。コロナがブラジルをめちゃめちゃにしています。

 3位はプーチン大統領のロシアです。感染者53万人。でも死者は7千人を少し切るくらいと少ないのです。感染者に対して死亡率は1・3%とドイツや日本より低いので少し不思議です。でも6月に入ってから毎日8千人以上の感染者が出ています。80%あったプーチンさんの支持率ですが、コロナが15%近く足を引っ張っています。

 4位はインド、5位はイギリス、6位スペイン、7位イタリア、8位フランス、9位ドイツ、10位イラン。感染者数10位までの国で唯一ドイツのメルケル首相だけ支持率が上昇しています。日本はどうかな。

 6月15日現在、感染者数1万7,273人、死者数933人。世界の感染者数30位がシンガポールの4万人ですから日本の感染者は極端に少ないのですが安倍内閣支持率は38%に低下。感染者200万人のアメリカ、トランプ大統領の支持率は42%。最近の安倍首相、マスク、コロナ、さくら、定年延長と後手ばかり。後手内閣と呼ばれそうです!

(県磯釣連合会最高顧問)

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