2026年05月22日(金)

コラム・エッセイ

No.876  『コロナはあなたのすぐ側にも!』 

伊藤博之の釣れ釣れ談議

 日本政府が新型コロナウイルスの拡大阻止のため外出自粛を強く国民に求めた緊急事態宣言が全国的に解除となりました。発令当初は感染拡大が減少に向かい、全国でも新規感染者は20人近くになるほど下がってきていました。

 緊急事態宣言が少しずつ緩和されるのに正比例して新規感染者が増え、全国的に解除となった今は東京で連日200人を超える感染者が出て、全国では400人を超える勢いの拡大です。全国的にも東京を中心に神奈川、千葉、埼玉で全国の新規感染者の80%近くを占めています。

 次が大阪を中心とした兵庫、京都で全体の10%。日本の2大大都市の東京、大阪を中心に90%の新規コロナ感染者が発生しています。これらの1都2府4県に日本の人口の半数以上が住んでいるのですから、3密のリスクも高くなるので、このような数値が出るのでしょうか。

 全国的にみて大都市中心地区と地方県全部で9対1の感染者数。また大都市地区では感染ルート不明者が感染者の過半数近くなっていますが、地方県では今のところクラスターが発生しても感染ルートが辿れる範囲で、鹿児島県の遊興施設で発生したクラスターは当初9人で今や150人までに感染者が膨らみましたが、追跡効果で新規感染者も減少。もう少しでゼロになると思います。

 都会地域では感染された方の感染ルートが不明で、追跡調査も不能となり、感染可能者へのPCR検査が途切れてしまい、感染した方の撒いたコロナが知らず知らずあちらこちらに分散して大合唱となり人々に襲ってくるのです。

 ある程度、感染可能者の追跡調査ができる地方と、感染ルートが不明で追跡調査が止まり、調査不全となっている大都市です。乗り物や街全体が人々で密集しており、人の密集には人と人との密接のリスクも高く、街中を歩くのにソーシャルディスタンスは頭の中だけで、言うはたやすいが現実的には不可能に近いと思います。

 飛び散る飛沫の届かない、人と人が2メートル以上離れての行動は都会では現実には無理だと思います。地方でも感染予防のソーシャルディスタンスを守れなくなりそうな伝統あるお祭りが多く中止となっています。万が一の大型クラスター発生防止のためです。また夜空を彩る夏の風物詩、花火大会も密閉はないものの密集、密接のリスクが高いので全国的に中止となったようです。

 7月10日からプロ野球、サッカー、また7月19日から大相撲も始まり全館で1万人収容の客数を4分の1の2,500人にして開くそうです。各種のスポーツの入場者は5千人までと決められています。

 野球やサッカーは密閉がなく、観戦もソーシャルディスタンスはとられていますが、出口、入口での密集、密接には感染防止のため要注意して下さい。暑くなりマスクを面の飾りにされる人を見かけますが、マスクはコロナ対策の必需品です。正規の着用で!

(県磯釣連合会最高顧問)

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