コラム・エッセイ
No.895 『国民に働く内閣って本当!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議新型コロナウイルスのワクチンが治験で髙い予防効果を上げています。米ファイザーは95%、米モデルナは94.5%の有効性が得られたと発表。すでに米国や英国では緊急使用許可申請が出されて承認され、イギリスではワクチン接種がスタート、米国も年内に接種が始まるようです。3万人以上の治験で接種した人に重症者が出ていないとか。
日本政府はファイザー、モデルナと契約していてファイザーからは2021年6月までに1億2千万回分(2回接種で6千万人分)モデルナからは2021年9月までに5千万回分(2回接種で2,500万人分)の供給を受けることに合意しています。
また、少し遅れて治験に入った英国のアストロゼネカから1億2千万回分(2回接種で6千万人分)のワクチンの供給を受ける予定となっています。年内にもワクチンが承認されるようです。
アストロゼネカのワクチンは高齢者にも髙い免疫反応を作り出したとのデータも発表されています。日本でも早ければ年明けから医療従事者への接種がスタートするのではないかと思われます。
ワクチン開発でコロナトンネルに明るい光が見えたというのに、世界はコロナ第3波で感染者、死亡者の拡大が継続。11月30日現在、世界での感染者は6300万人弱、死亡者は146万人に拡大し、死亡率は2.33%。また世界各国の中でも突出して感染が拡大しているのが米国です。12月6日現在の感染者数は1,458万人、死亡者は28万人をオーバーしています。12月に入り1日の感染者数は20万人、死亡者は2,500人近くに拡大しています。
現在米国は世界の感染者数の21%、死亡者数は18%少々でコロナでもトランプさんのアメリカファーストとなっています。アメリカの総人口は日本の約3倍ですが感染者は日本の90倍、死亡者は118倍となっています。感染者数に対する死亡者率は1.9%と世界の死亡率より少し低いようですが、感染者、入院者、死亡者の各数値が過去最高となり、カリフォルニア州は医療崩壊寸前で南部にロックダウンが発令されたとか。
ミシガン、ミネソタ、オレゴン、ワシントン州などでも新たな制限措置が出されているようです。経済の拡大を推進したのと大統領選挙で3密の集会が開催されたことがコロナ第3波の巨大な波の発端かもしれません。
日本もアメリカの100分の1かもしれませんが不要不急の外出の自粛を各都道府県の知事さん方は叫んでいるのに、その上の政府はニンジンをぶら下げて「旅へ出ましょう。安く旅が楽しめます」と経済の活性化を前へ出してのGoToでございます。当初は国民も不安があり控えめのGoToでしたが、東京が解除されると国民の不安も解消したのか日本全国へGoTo。
10月の感染者は17,532人、死亡者は195人でしたが11月は感染者47,2024人、死亡者は382人、12月に入ると1日の感染者は2,192人、死亡者数は35人。この数から考えるに12月の感染者は7万人、死亡者は1,100人以上かも!医療崩壊が見えるようです!
(県磯釣連合会最高顧問)
