コラム・エッセイ
No.855 『人類はコロナを 乗り越えるか!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議2月に入ってやっと冬らしく感じるお天気になりました。今年に入って朝、魚市場に行く時に自動車の窓ガラスが凍っていたのが4回かな、2月に入って2回ありました。
そして寒くなり乾燥してくるとインフルエンザ様のお出ましです。学級閉鎖の学校も出ているようです。ウィルスさんは寒さがお好みのようですね。今、毎日テレビの視聴率を上げているのもインフルエンザと同じようなウィルスで、中国の武漢市の市場で発症した新型肺炎のコロナウィルスです。自分が初めてテレビのニュースに注目したのは1月20日頃だったと思います。このコロナウィルスに感染している人が218名で死亡者が6人出たとのニュースでした。死亡者が出た!のニュースにびっくりしました。感染者数、そして死亡者数があれよあれよと言う間に増えてきて、2月9日現在、感染者は4万人に届く数へ、そして死亡者も800人を超えるまでに多くなってきました。死亡率は2%前後で、現在も感染は拡大しており、終息の兆しはまだ見えない状況のようです。最終的には感染者は20万人に及ぶのではないかと報道されていました。死亡率から算出すると4,000人近くの人が亡くなる計算となります。
現在、世界中が感染の予防に力を注いでいます。1日も早く、終息に向かうことを祈っています。パンドラの箱を開けた時から、人類にとって良きことも悪しきことも飛び出したのです。この新型肺炎、コロナウィルスは悪しきことで、今、人類に襲いかかってきています。
人類は歴史の中で多くの悪しきことを乗り越えてきました。バクテリア、細菌、ウィルスなどと戦い、勝ってきました。天然痘、マラリア、14世紀にヨーロッパを襲ったペストは別名黒死病と呼ばれ、死亡率は25%とも言われています。19世紀にインドで発症したのがコレラです。江戸時代には日本でも感染して別名「コロリ」と呼ばれて恐れられました。
また20世紀に入り、アメリカで発症したスペイン風邪はアメリカ、ヨーロッパ、アフリカで1億人近くの死者を出したそうです。第一次世界大戦中で、アメリカ軍がヨーロッパに派遣された時、兵隊がウィルスを持ち込み感染が拡大。このウィルスをスペイン政府が新型ウィルスと発表したので、スペイン風邪と名が付いたのだそうです。1492年、コロンブスがアメリカ大陸を発見。アメリカ原住民の風土病だった性病の梅毒が100年後に世界中で発病。日本にまで伝来していたそうです。
そして近年、サーズ、マーズ、エイズ、エボラ出血熱など、コウモリやチンパンジーなどの動物が持っているウィルスが変化して人間に感染しています。新型コロナウィルスもコウモリが持っていたウィルスが他の野生動物に伝わり、その動物から変化したウィルスが人間に伝わり、人間から人間に感染するウィルスに変化したとか。
人類は多くのバクテリア、細菌、ウィルスと戦い勝利してきました。夏までには終息かと言われていますが、神様、1日も早い終息を!2020は東京オリンピック・パラリンピックがあります!
(県磯釣連合会最高顧問)
