コラム・エッセイ
No.869 『ワクチン完成まで持久戦だ!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議5月25日、日本全国の新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が全面解除となりました。4月7日に宣言されて7週間、1カ月半ぶりの解除となったのですが、コロナが終息した訳ではありません。不要不急の外出の自粛は今後も継続です。密閉、密集、密接の3密は避けること、必ずマスクは着用して手洗い、うがいはこまめに行う。解除になってもコロナへの警戒はより厳しく油断しないように。
緊急事態が解除になるということは人の行き来が多くなる、人と人との接触が増えることになってきます。コロナにとっては、人と人との触れ合いが多くなればなるほど生息範囲を拡大させる機会となり、人が動けば動くほど広がるのです。
中国の武漢市で何らかのきっかけで1人の体内に入った1匹の新型コロナウイルスが体内で増殖し、そしてその唾液の飛沫が付着したものに触れた他の人の手が口や目に触れたことで体内に侵入。昨年の12月末のことでした。それから半年、5月25日現在、世界全体で感染者は541万439人、死亡者は34万5,105人。今や世界の100カ国以上の国々で新型コロナウイルスとの激戦が勃発しています。
収束に近づいている国、感染拡大が止まらない国。25日現在、新型コロナウイルスの感染者が多い国は1位米国で164万3,499人、2位はブラジルで36万3,211人、3位はロシアで34万4,481人です。4位は英国、5位はスペイン、6位はイタリア、7位はフランス、8位はドイツ、9位はトルコ、そして10位がインドで13万9,049人です。
世界の中で感染者数が突出しているのがトランプ大統領の米国です。死者数も9万7,722人と突出しての1位となっています。2位は英国で3位はイタリア、4位はスペイン、5位はフランス、そして6位がブラジルで2万2,666人です。ブラジルは5月に入って感染者数、死亡者数とも急上昇しています。あと2週間もすれば感染者数と同じく死亡者数も世界で2番目の数になると思われます。
ヨーロッパの国々は感染者、死亡者が減少していますが、代わりに増加しているのが新興国で、中でもオーバーシュートしているのがブラジル、ロシア、インドです。感染者、死亡者の数値は日経新聞に掲載されている米ジョンズ・ホプキンス大学のまとめから引用させていただきました。
コロナとの戦いには各国のリーダーのそれぞれの対応の評価が国民の支持率に現れています。支持率の上昇したリーダーは台湾の蔡英文総統、ドイツのメルケル首相、イギリスのジョンソン首相、韓国の文在寅大統領、オーストラリアのモリソン首相など。支持率が下落したのはアメリカのトランプ大統領、ロシアのプーチン大統領、ブラジルのボルソナロ大統領。残念ながら日本の安倍首相も支持率下落組でした。
これからが人類とコロナの持久戦です。日本にもコロナの第2波感染の波は必ずきます。自粛の油断が取り返しのつかないことにならないように我慢、我慢です。
(県磯釣連合会最高顧問)
