2026年05月22日(金)

コラム・エッセイ

No.904 『ワクチン対応で見える政府の力』 

伊藤博之の釣れ釣れ談議

 2月27日、米国ではジョンソン・エンド・ジョンソンが開発したコロナワクチンが18歳以上を対象に緊急使用が承認され、ファイザー、モデルナに続いて自国で開発し生産されたワクチンで全米に必要なワクチンの供給のめどがついたと報道。つまりこれからは接種能力を上げてコロナ収束に一直線ということでございます。

 米国でワクチン接種がスタートして2カ月になると思います。バイデン大統領は5月までには全国民にワクチンを供給すると宣言しています。秋までに米国のコロナは収束するかもしれません。スタートして3カ月になるイギリスでは、かなり接種が進んでいると思います。

 2月1日、英国でのコロナ新規感染者数は2万1,190人、死亡者数は590人でしたが2月28日には新規感染者は7,457人、死亡者は291人と感染者数は65%減、死亡者数も半減しています。ロックダウンなどの効果もあったと思いますが、ワクチン接種により抗体を持った人々が増え、コロナ収束へと一歩づつ近づいているのかなと思います。

 アメリカでも各州のコロナ対策などで、1月の初めころは1日の新規感染者は30万人近くあり死亡者も3千人以上ありましたが、2月28日には新規感染者は5分の1、死亡者も半減してきています。さすが医療も経済も世界一の大国ですね。

 現在全世界でのコロナ感染者数はおよそ1億1,400万人、死亡者数は250万人。その感染者の25%、死亡者の20%がアメリカです。コロナでのアメリカファーストをこの半年でリセットする、これもアメリカの底力。これこそ、バイデン新大統領でのアメリカファーストですね。コロナで世界が変わり、ワクチンでまた世界が変わることでしょう。

 遅ればせながら日本でもワクチン接種が医療従事者からスタートしましたが、政府が発表している予定に近い範囲内でワクチン接種が進むのか疑問です。今やコロナワクチンは世界中で取り合いになっています。日本はアメリカ、イギリスと違い、ワクチンを自国で開発、生産をしていません。他国から買うのです。

 コロナワクチンは世界中で需要が膨らんでいて今や供給不足。自国の企業での生産があれば、政府の力でまず自国の対策からとなりますが、今の日本は売って下さいの立場です。

 また供給不足は生産する企業側の力が強力となります。「売ってやる」と「買って下さい」の違いとなっています。予定は未定で決定でなく、ワクチンが届いてからが接種の始まりとなります。ワクチンの確かな供給があってこそ接種の予定が立てられるのが日本の現在の状況です。アメリカ、イギリスのおこぼれ頂戴が現状だと思います。

 つまり、今までの政府の医療に対しての対策不足がなせるわざかも。またサーズ、マーズの感染が大きくならずに終わったこともコロナに対する対応の遅れになったのかも!アメリカやイギリスの1年以内でのワクチン開発、生産は政府の力量の差ですかね!(県磯釣連合会最高顧問)

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