コラム・エッセイ
No.911 『ワクチンが選挙に勝つ!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議政府は4月16日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」の対象に埼玉、千葉、神奈川、愛知の4県を追加することに決めました。4月20日から5月11日までゴールデンウイークを挟んでの22日間、最初に発令された大阪、兵庫、宮城、そして次に発令されたのが東京、京都、沖縄で4月20日には10都府県に発令が広がります。
そして奈良、和歌山、福岡などの県も発令を検討しているとニュースで聞きました。緊急事態宣言が出された大阪府、兵庫県、京都府の関西、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の関東を一地域として比較してみますと3月30日は関東地域での1日の感染者数は647人、関西地域は638人と関東地域が10人程度しか上回っていません。
3月1日は関東が361人、関西が80人と関東地域が281人も上回っていました。そして3月31日、逆転となりました。関東が809人、関西が867人で関西地域が関東地域の感染者数を58人上回りました。
4月に入っても関西と関東の逆転は続き、感染者数の差は大きくなってきています。4月10日には関東地域で986人の感染者が出たのに対して関西地域は1353人の感染者が出ました。4月15日現在では1日の差が505人になり、関西での感染者数は拡大するばかりです。関東地域も感染者は次第に増えていますが、関西地域ほど急速な感染拡大とはなっていません。
大阪府の吉村知事は2度目の緊急事態宣言をすんなり解除されました。東京都の小池知事は2週間延長されました。この判断が現在のコロナ感染逆転の結果の要因のひとつになるのかもしれません。吉村知事はコロナに対して慎重に先へ先への政策をとられていたのですが、あの時点で第2回目の緊急事態宣言解除を決断されるとは思っていませんでした。
大阪府での急激な感染拡大はコロナの変異株英国型のまん延で、感染者の約80%がこの英国型の変異ウイルスに変わりつつあるとか。今までのコロナより感染力は1・3倍強いと言われています。この英国型の変異ウイルスが関東地域にまん延したら大変です。しかしすでに東京にも入っていて感染者の30%が変異ウイルスだとか。「日本のコロナどうなるの」と叫びたいです。
東京オリンピック、パラリンピックは開催まで100日を切っているのですよ。イギリスでは変異ウイルスで何カ所かの大都市がロックダウンし学校も休校。2月の中ごろは1日の感染者は1万人以上、死亡者も千人以上でしたが、ワクチン接種が国民の半数以上終了し、4月17日には感染者数2807人、死亡者も34人となりました。
ジョンソン首相の支持率は上昇中です。菅首相、今回のバイデン大統領との会談は然りですが、ファイザー製薬CEOとの折衝は如何でしたか!今、菅内閣の支持率はワクチンの供給量に正比例です。そしてコロナに反比例ですよ。今、ワクチンの供給こそが「国民のために働く」内閣になるのでは!菅内閣の公約は如何に!
(県磯釣連合会最高顧問)
