コラム・エッセイ
No.848 『寒い日は鍋料理と 熱燗で!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議冬将軍様の大陸高気圧が強く張り出して日本列島を覆うようになりました。1日、1日と寒さが厳しくなってきています。近年温暖化で秋が短くなったと感じませんか!今の季節は1日の温度差も大きく、急な寒さに体が付いていけず、風邪で体調を崩す人が多くなっています。
自分も10月の終わりに風邪をひき、咳と鼻水に2週間くらい悩まされました。今期のインフルエンザは早々に流行の兆しとか。まだ予防接種されていない方は早急に、特に還暦を過ぎた方はお医者様へ。インフルエンザで亡くなられる方は毎年千人単位だそうです。中でも70歳以上の高齢者さんはご注意!
寒くなると恋しくなるのが鍋料理です。最近はテレビで色々な鍋のだし汁(スープ)を宣伝しています。1人で食べる鍋用の「こなべっち」と呼ばれているだし汁も販売されています。何社かのメーカーさんがだし汁を出していますが「めんつゆ」を販売されている食品メーカーさんがほとんどですね。本当に便利な世の中になりました。だし汁のパックに書いてある食材を買えば、今晩は鍋料理でーす!スーパーマーケットならひと廻りすれば食材のほとんどが揃うのですから。
パックには鍋の最後の締めの料理方法や材料まで書いてあります。便利な上の便利さ。自分も時々、パックに入っただし汁を買って鍋を楽しんでいますが、1人用の「こなべっち」のアイデアにはびっくりしました。まただし汁の種類も豊富で、鍋料理のアイデアがいっぱいです。
今はどこのスーパーも鍋料理の展示場でとんこつ醤油鍋、キムチ鍋、カレー鍋、白菜鍋、水炊き鍋、ちゃんこ鍋、もつ鍋、もやし鍋、野菜鍋、チーズカレー鍋、ゴマ豆乳鍋、おでん鍋、ポトフ、ミネストローネなどなど…昨日、都町のビッグに行った時に見た鍋のパックの数々です。まだまだあるのでしょうね。
寒い日の鍋料理はまずスーパーに行く、今日はどれにしようかなと決めたらパックの裏に書いてある、この鍋に合う食材を調達。もちろん締めの食材も!鍋を囲んで評判が良ければスープの入っていたパックを保存。次回は家族のアイデアを入れてひと工夫。我が家自慢の鍋のレシピを作って下さい。
鍋料理も時代と共に変わってきました。こんな便利なだし汁(スープ)が販売される以前は、まず素材ありでした。牛肉、豚肉、鶏肉、猪肉、ふぐ、くえ、あんこう、真鯛などなど、素材に合うだし汁を作り鍋を囲んでいました。猪肉以外はいつでも買えるので、鍋にはよく使われますが、魚類は処理があり、家庭で難しい材料もあります。
鍋料理の東西両横綱と呼ばれる「トラフグ」と「クエ」。家庭では入手も処理も難しく、専門の店で食べることが多いです。寒くなると海水温も下がります。お魚さんは服が無いので、水温低下を乗り切るため餌を多く取り、体に脂を蓄えます。
トラフグ、クエは脂が乗って、鍋のシーズンに最高に美味しい旬となります。家庭で囲む鍋料理も最高ですが、たまには料理店で食べる「トラフグ鍋」や「クエ鍋」も最高ですよ。冬の鍋料理は日本の文化の傑作です!ビールと日本酒の熱燗が合うのですよね。
(県磯釣連合会最高顧問)
