コラム・エッセイ
No.858 『封じ込めだ! オール日本で!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議2月の末、中国のマスコミから、実は昨年末に武漢市の市場で新型のウイルスが発祥したとの情報は中国政府には伝えており、中国政府が公表を止め遅らせたと発表。
それから2カ月の今、新型コロナウイルスが全世界、70以上の国と地域にまで感染を広げており、世界保健機関(WHO)では「感染拡大が非常に高い」と発表。パンデミック前の状態になってきているので、今、抑え込まないと大変だと警鐘を鳴らしています。
新型ウイルス発祥の中国では感染者が8万人を超え、死亡者も3千人をオーバーしましたが、一時期よりも日ごとの感染者や死亡者の数は減少してきているようです。中国政府はこの状態が続けば、4月には終息の目処が立つと会見していましたが、他の国や地域では感染者が急激な拡大となっています。韓国、イタリア、イランは特に拡大が大きく死亡者も増えているようです。
日本も徐々に感染の拡大範囲が広がってきています。
今や半数以上の都道府県で感染者が出ていて、日本中が不安の坩堝となっています。日本政府は遅ればせながら多くの人が集まるイベントや集会、スポーツを自粛するように呼びかけ、全国の小中高の学校を春休みまで休校すると発表。政府のこの方針が吉と出ることを祈っています。
当初は新型コロナウイルスに感染すると80%の人が軽症、20%の人が重症化するとみられ、死亡者は全体の2%と報道されていましたが、2月29日のテレビの報道では死亡者が感染者の3・8%に上っていると説明。特に感染者のうち80歳以上で高血圧、糖尿病、循環器疾患、呼吸器疾患、ガン治療、透析治療など持病を持っている人の死亡率は高く、21・9%になると中国での統計を発表していました。
その統計から感染した人の年齢別での致死率は0〜9歳は0%、10〜39歳は0.2%、40〜49歳は0.4%、50〜59歳は1.3%、60〜69歳は3.6%、70〜79歳は8.0%、そして80歳以上は14.8%になるとか。
また中国疾病予防コントロールセンターの公表データに基づいて作成された資料によると亡くなられた方の持病との関係では高血圧の方が6.0%、糖尿病の方が7.3%、循環器疾患の方が10.5%、喘息などの慢性呼吸器疾患の方が6.3%、ガン治療の方が5.6%、合併症のない方は0.9%になっていると日経新聞に掲載されていました。
国により新型コロナウイルスによる致死率は異なると思いますが、70歳以上の高齢者で持病をお持ちの方の要注意は間違いないことと思います。中でも80歳以上の方は、感染すると5人に1人が亡くなられていますので。
感染者の出た国や地域では今、新型ウイルスの封じ込め作戦中。全国民がワンチームとなり、ウイルスを外に出さず、封じ込めることができれば勝利です。
全国で飲食会合が自粛となり、飲食業界ではキャンセルの山です。長引かないことを祈るのみです。第15回「新酒を楽しむ会」は3月26日、遠石会館で開催予定でしたが中止となりました。終息に向かえば、5月下旬か6月上旬に開催する予定です。そうなることを期待し、祈ります。
(県磯釣連合会最高顧問)
