コラム・エッセイ
No.927 『接種しても感染は有り!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議広島原爆慰霊祭の8月6日、コロナ感染者が100万人を超えました。世界で見ると15番目に多いメキシコの感染者数は290万人を超えています。日経新聞は15番目までしか出ていないので、日本のコロナ感染者数が世界で何番目なのかはわかりません。
今、世界中で感染が急拡大しているのはインド生まれのコロナのデルタ株です。感染力が今までのウイルスの倍以上で、重症化率も高く、特に若い人の重症化率が高いとか。100年前の第一次世界大戦中、アメリカ発祥のスペイン風邪が世界でパンデミックとなりました。
このウイルスが変異して若者の重症化率が高くなり、戦死するより病死する人の方が多くなりました。しかも若者の病死者が多くなったので第一次世界大戦は停戦になったとか。1億人近い人が亡くなったとも言われています。
スペイン風邪は日本にも入り、収束まで3年以上、そして35万人もの死者が出たと言われます。電子顕微鏡もなく、正体もわからず、バタバタ死を待つのみ。しかし感染から生き延びた人の集団免疫で人類はウイルスに勝ち、100年前よりもより大きい繁栄を地球上に広めています。
「歴史は繰り返す」です。今回のコロナウイルスもイギリス株、メキシコ株、インドで生まれたデルタ株と変異しながら、人類に対抗してきています。変異しながら、そしてより感染力、重症化力を強めて方向を若者へと向けています。
以前は重症化する人の80%以上が65歳以上の高齢者でしたが、今は20~40代の感染者が多く、重症者のほとんどが50歳以下とか。また感染速度が速いことも驚きです。日本で1日の感染者数が11万人を超えたのが7月29日、そして8月13日には感染者が2万人を超えました。2週間で1日の感染者数が倍になったのです。
感染対策を取らないと2週間のサイクルで倍倍に拡大するとか!8月の終わりには1日平均の感染者数が4万人、9月中頃には8万人。パラリンピックはどうなるの?日本はどうなるの?
ワクチンを2回接種された方がコロナで亡くなられたそうです。接種された人でも95%は抗体が作られますが、5%は作られないのです。また抗体が作られる量は体調、体質、年齢により違うとか。2回接種したからとコロナにかからない、大丈夫は大きな間違いです。ワクチンを接種されても感染はします。そして感染すればコロナを撒き感染を拡大させます。
ワクチンを接種していると重症化しにくいと言われています。でも感染するのですから重症化して死に至る人もいると思います。
接種が終わった高齢者には自分はコロナにかからないと自負されている方も多く、マスクをつけないで友人とおしゃべりしたり、顔が見たいから孫に会いに来い、会いに行くとか。接種が終わってもコロナは収束してないとテレビで知らせて下さい。
高齢者での勘違い者は多いですよ!これも感染拡大の一因かも!
(県磯釣連合会最高顧問)
