コラム・エッセイ
No.918 『もう一歩の辛抱 ワクチン拡大だ!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議ゴールデンウイークが過ぎ、全国的に感染が広がりました。政府も感染拡大の早さに仰天したのか、緊急事態宣言を1カ月延長した6月20日までの発令です。また大きく拡大している北海道、沖縄を入れての宣言でした。
変異株の感染力の脅威で大阪府は医療崩壊寸前にまでなりました。日本も欧州同様に変異株で感染者が10倍ぐらいに急増するのかと心配しましたが、どうやら今のところは大丈夫のようでございます。5月の連休明けの10日過ぎてからは1日の感染者数が7千人を超えていましたからね!
山口県でも連休が明けてから感染者が急増しました。5月10日に58人出たのには驚きましたが、12日に61人、18日は66人と発表され、県からステージ4の発表があった時には山口県でも医療崩壊かと思いました。
5月11日の釣れ釣れ談義に5月9日時点での山口県内の市町村で感染者の多い順を書いていました。1番は周南市、2番が下関市、3番は宇部市、4番が岩国市、5番は山口市で6番目が防府市でしたが、この順位は1カ月少々過ぎ、変わりました。
山口県は緊急事態宣言の出ている福岡県と広島県に挟まれているものの国の対応がなく、県独自の感染拡大防止対策が発令されました。
1カ月過ぎた6月12日時点での感染者数が一番多いのは下関市で604人、2番目が宇部市で434人、3番目は岩国市で423人、4番目が周南市で417人、5番目が防府市で359人、6番目が山口市で312人。また福岡県に近い県西部の山陽小野田市、長門市などで急増しています。そして広島県に近い県東部の柳井市、和木町など少なかった地域でも感染者が出ています。
県西部が接している福岡県は緊急事態宣言が長く出されていたので、その分だけ下関市を中心に拡大したのでしょう。県東部の岩国市は広島県と交流も多くあるので感染者の拡大は予想通りでしたが、広島が大きく拡大しなかったので、東部は西部地域ほど感染が広がらなかったのだと思います。
3月、4月と県内で一番の感染者数だった周南市ですが、多くの市民の自粛への関心の高さと3密への意識の高さ、うがい、手洗い、マスクの衛生面の高さ、そして行政の方々のコロナから市民を守る意識の強さなどでコロナを止めたのかもね!
感染者からの聞き取り調査や情報を頼りにPCR検査で陽性者を見つけ感染拡大を止める、感染者と向き合っての仕事。感染を恐れず、市民、県民を守って下さる行政の皆様に心よりお礼申し上げます。
そして6月4日の日刊新周南の「届け!街の叫び」で、多くの飲食業の方々の叫びが行政や国へ届いたようです。山口県飲食業生活衛生同業組合の方々が県庁に行かれ、組合員さんの切実な思いの叫びを訴え、取り上げていただけるようになったそうです。補助金、支援金などはまだ定かではありませんが、叫びが届き、行政が取り上げてくれたのです。ワクチン接種も拡大、もう少しの辛抱です。
(県磯釣連合会最高顧問)
