コラム・エッセイ
No.890 『経済とコロナの 法則は拡大!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議10月31日、ついに日本での新型コロナウイルス感染者数が10万人を突破して10万158人となりました。死亡者は1,769人、感染者に対しての死亡率は1.76%。世界一の米国は感染者数が904万7194人で1千万人も目前の感染状況で、死亡者は22万9,708人、死亡率は2.53%と日本より高くなっています。
外国での感染者や死亡者数は米ジョンズホプキンス大学の情報で日本経済新聞に掲載されている資料を参考にしています。この資料には感染者数が30位までの国しか載っていません。1位は米国ですが30位はルーマニアで感染者数は23万5,586人、死亡者が6,887人、死亡率は2.92%。世界の目で見ると日本はコロナをかなり上手に抑えている国と言えるでしょう。
でも日本はGoToトラベルやGoToイート、GoToイベントなど経済の拡大へ向けて舵を切っています。
9月30日感染者数は8万2,626人で死亡者は1574人でした。10月31日は感染者数10万158人、死亡者数1,769人と1カ月で感染者が1万7,532人、死亡者は195人増えました。
10月は1日当たりの感染者が565人、死亡者は6.3人となり、感染者は9月より1日66人増えましたが死亡者は9月より80人少なくなり1日当たり2.6%減少しました。10月の初めの10日間と終わりの10日間で比べると初めの10日間では感染者数は1日当たり522人で死亡者が5.3人、終わりの10日間では感染者数は675人、死亡者は8.7人と増えています。
経済の枠を広げると人の交流も正比例して多くなり、いくら国民1人1人が注意しても感染を完全に止めることは無理だと思います。政府の経済を緩めるためウィズコロナ対策での想定内の1週間の感染者数、死亡者数はあると思うのですが、ただ医療対応での患者数の許容数もあることですから大きい想定数はあるのでしょうが、数字の発表はなかなか無理なのでしょう。
現在は感染者数が増えても死亡者数が減少しているので経済拡大へと舵が切られてきるのでしょう。GoToトラベルが出されて思ったほどの感染者数の増加ではないと思いますが、北海道では10月初めの10日間の感染者数が240人、10月終わりの10日間では523人と倍に増えています。
また沖縄県も初めの10日間で241人の感染者数が、終わりの10日間では324人と83人増えています。そして死亡者も2人だったのが8人と多くなっています。
コロナ対策の基本は死亡者をなくすことと思います。死亡者の80%は70歳以上のお年寄りです。若い人は症状さえ出ません。高齢者は極力若い方との接触を避けることがコロナ禍での延命の方法の1つかもしれません。
欧米ではコロナの第2波で医療が崩壊寸前だとか。100年前スペイン風邪が蔓延した時は第1波より第2波での死亡者は倍以上、収束まで3年近くかかったようです。
スペイン風邪では38万人近くの人が亡くなりました。そのうち第2波での死亡者は20万人近くだったとか。第2波が来ないことを祈るばかりです。
(県磯釣連合会最高顧問)
