コラム・エッセイ
No.845 『季節に旬有り 旬味あり!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議前山口県議会議員の河村敏夫さんが地方自治功労で旭日中綬章、サマンサジャパン会長で元徳山商工会議所会頭の小野英輔さんが産業振興功労で旭日小綬章を受章されました。受章、おめでとうございます。昨年は元衆議院議員の高村正彦さんと徳機㈱の会長、岡田幹矢さんが受章されました。日本の発展と国民の安全、安心に寄与された河村様、小野様の長年の尽力に深く敬意を表するとともに益々のご活躍を祈念し、心よりお祝い申し上げます。
猛暑と豪雨が去り、季節もゆっくりと変わって日々深まりゆく秋となりました。10月20日、秋を楽しむ!「美食を訪ねて」。久し振りの食事会を周南食の会の主催で、昭和通の「かわ西」で開きました。
7月28日「みの幸」での夏を楽しむ!「夏の旬味と周南の地酒」の開催の時、参加された方々から「秋はどこで開くのか」と多くの要望がありました。みの幸での食事会の席に川西社長も同席されていたので「秋は“かわ西〟でいかがですか」とお聞きしたら賛成の声が多く、その場で川西社長へお願いして決定しました。
食楽処「かわ西」はカウンターと上がり座敷が2カ所のこじんまりしたお店です。今回で4回目になると思います。毎回20名の募集にさせていただいていますが、今回はみの幸の席でお聞きした方だけで15〜16名ほどいらっしゃいました。そこで「後日ご案内をお出しします」と言って希望者の名前だけ書きました。後日改めてご案内しましたが、欠席待ちが出るほどで「かわ西」の人気は聞いていましたが、改めて驚きました。
オーナーシェフの川西社長は食材探しに大変熱心な方です。毎回、出される料理にはびっくりさせられます。前回でしたか、自作の「カラスミ」を食べさせていただき、びっくりでした。
30年近く前になりますか、川西社長が自分の店で働いている時、私に「社長、岩国にシャコの刺し身を食べさせる店があります」と話しかけてきたので、すぐ一緒に岩国駅近くのその店に行きシャコの刺し身を食べました。
なんと甘くて美味しいのにびっくり。作り方を聞いてみましたが、企業秘密とノーコメント。自分が新南陽の魚市場へ行っていた頃で、時季には大型のシャコが市場に水揚げされていたので買って帰り、色々な方法で刺し身に挑戦してみますが、身がちぎれたり、ダンゴになったりの悪戦苦闘。そして川西社長の「一回冷凍して半氷のときにカラから外したら」、これが大成功。一番館ビルの1Fに「のんき家」があった頃です。シャコの刺し身は名物料理になりました。
川西社長は食材探しに情熱を持った、周南市で5本の指に入る調理人です。釣りも日本酒も自分が教えたのですが、今は名人級でございます。
毎回出されている料理で、自家製の燻製品やむかごがあります。今回びっくりしたのは、鯛のウロコの佃煮です。ぱりぱりとして歯触りの良い、日本酒にぴったりの一品でした。有明海から取り寄せた穴シャコの唐揚げも大変美味でした。まさに食を楽しむ店、食楽処「かわ西」でした!
(県磯釣連合会最高顧問)
