コラム・エッセイ
No.930 『コロナ首相にエールを!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議「自民党総裁選に出馬せず!」。日本全国をこのニュースが駆け巡りました。菅義偉首相が3日の昼前に退陣の意向を示す発言をされました。コロナデルタ株の日本全国での感染拡大、その中での2020東京オリンピック・パラリンピックの開催。テレビで見る尊顔は誰が見てもお疲れの様子で、最近は倒れるのではなかろうかと思うくらい。小池都知事が入院される前と同じ表情となっています。
街のインタビューでは無責任だとの声も出ていましたが、自分はそうは思いません。コロナに関して誠心誠意の思いで対応されていましたが、自民党には派閥があり権力をお持ちの方々からいろいろ難しい言葉もあって、首相の意見も遅延、変更などとなることも多かったと思います。
コロナだけでなく、味方と思っている方からも足を引っ張られ、大変なご苦労の1年間だったと思います。なんだかんだと言っても日本のコロナ感染者は世界に比べると10分の1です。この数字に抑えていることが菅首相の「国民の安全安心が第一」の公約を実行されている証だと思います。まさに「国民のために働く」です。
デルタ株の拡大もそろそろ下りに向かって行くようになると思います。コロナ対応に専念するために総裁出選馬を断念。野党の方々は政治の空白を作る、無責任だと菅首相を非難されますが、あなた方は口だけで何もできないし、されてもいないではないですか。今はコロナに対して遅ればせながらも前へ動いています。
菅義偉首相はコロナ首相として名を残されると思います。コロナ禍の中、東京2020オリンピック・パラリンピックの成功ありがとうございました。もう少しワクチンが進めばコロナも減少していくでしょう。コロナ首相として最後まで国民の安心安全を守って下さい。お疲れ様でした!
日経新聞にこんな記事が出ていました。「五輪後は政変」。今まで開催された4回のオリンピック後に、いずれも首相が退陣されたと!東京五輪に続いて開催されたパラリンピックは9月5日閉幕しました。日本は金13銀16銅23と大活躍、大躍進でした。これまで日本でのオリンピックは冬季が2回夏季は2回目です。過去3回は開催年に首相が交代されて五輪後には政変があると言われていましたが、今回は菅首相が9月3日に退陣の意向を示されました。ジンクスは破れませんでした。
ちなみに1964年の東京五輪では池田勇人氏が閉会式翌日に病気のため辞任表明され、1972年の札幌冬季五輪では佐藤栄作氏が沖縄返還を実現した後、通常国会の閉会を待って内閣総辞職されました。1998年の長野冬季五輪では橋本龍太郎氏が消費税の引き上げで景気が後退、参院選で大敗して内閣総辞職になりました。海外でも五輪後に政変があった例はいくつかあります。でもなんとなく思うに、菅首相は梯子を外され衆議院総選挙のため菅首相一人が自民党への泥を被られたの・か・な!
(県磯釣連合会最高顧問)
