コラム・エッセイ
No.934 『無くそうブレークスルー感染者』
伊藤博之の釣れ釣れ談議国から発令された緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が全国一斉に9月30日をもって解除となりました。籠(かご)の扉が開かれ、鳥は一斉にはばたき外へ外へ。10月1日、2日と週末の都会の繁華街や都市近辺の観光地の賑わった様子がテレビで報道されていました。
国は経済拡大へと大きく舵を切りました。コロナ拡大を承知の上での方向転換です。人が動けばお金が動き、お金が流れると経済が活性化して景気も上昇、人々の生活が豊かになるのですが、人が増えればコロナさんも散布されます。
人の流れが多くなれば福沢諭吉さんもどんどん撒かれますが、その中にはコロナさんをお持ちの方もいらっしゃり、福沢諭吉さんもろともコロナさんも大盤振舞いとなり、経済効果もあるがコロナさんも拡大。
現在、日本は順調にワクチン接種が進んでいますが、規模はわからないものの第6波は必ず来ると思います。年末ころがピークになるかもしれません?
ブレークスルー感染者を知っていますか。自分も山口県コロナ発生状況で送られてくるラインで知りました。ワクチンを2回接種して2週間経過した後に感染した感染者をブレークスルー感染者と言います。山口県では8月1日から10月4日までの2カ月間に219人のブレークスルー感染者が見つかっていますが、無症状が多く、濃厚接触者として検査され、感染者とわかる例が多いです。
ワクチン接種には発症予防と重症化予防の高い効果がありますが、感染したり発病して感染を広げてしまうこともあると記されています。ワクチンの接種者は感染しても無症状や軽症でほとんど重症化しないようですが、ウイルスは散布されますので、カメラの宣伝ではありませんが「私にもうつせます」となるのです。
ワクチンを接種した感染者は無症状が多いので困るのです。ワクチンを2回接種し、さらに症状がないのですから自分がコロナに感染しているとは思わずせっせとカラオケ店などに通い、10月3日の県で発表された下関市のカラオケ店で発声したクラスターがまさにブレークスルー感染者によるクラスターだと思いました。年代も80代70代で病状も無症状か軽症。年齢的にワクチン接種は2回されていると思いますが、下関市で30例目のクラスターとなりました。
2回接種したらコロナにかからないのではありません。コロナにかからないと思うあなたの考えがコロナ拡大を大きく手助けしています。全国の65歳以上の方は90%以上がワクチンを2回接種されています。2回接種されてもコロナ感染はあり、重症化する人もいます。日本でも毎日数十人の方がコロナで亡くなっています。
一番大事なことは継続した基本的な感染防止対策の徹底です。マスク、うがい、手洗い、3密はダメ。マスクなしは罰金の国も出ていますよ!
(県磯釣連合会最高顧問)
