コラム・エッセイ
No.935 『気を抜くな!デルタは側に潜んでる』
伊藤博之の釣れ釣れ談議昨年末から年明けの今年1月はコロナの第4波で感染拡大がピークとなりました。しかし2月に入って流れが変わり、3月に入ると感染が大きく減少しました。
3月1日から7日までの1週間で全国の感染者数が1日平均1,038人、ピーク時は1日の感染者が8千人台でした。感染者なしの県が18県ある日もあり、全国の40%近くの都道府県で感染者ゼロとなりました。
第5波のデルタ株が感染拡大となり始めたのが7月の下旬で、デルタ株の底力の強さに日本全国が恐怖の坩堝(るつぼ)に。8月は日本で1日2万5千人以上の感染者が出て政府のあの手この手の政策もなんのその。強いデルタ株を前になすすべもない状況でした。
8月は菅首相のワクチン接種の拡大を一念に我慢の月でした。そして菅首相の「国民の安全安心を守る」「国民のために働く」が少しずつ効果を発揮。9月3日の「菅首相、総裁選出馬せず!」からワクチンのジャブが効き始めたのか、感染者数、死亡者数が減少しました。
あれだけ猛威をふるい、日本を医療崩壊寸前まで追い込んだコロナウイルスのデルタ株。菅首相の思いが通じたのか、あれから1カ月後の10月1日から7日までの1週間はコロナの感染者数が7,343人で1日平均1,049人でした。
第4波の時と同じように減少していますが、3月の時と違うのは感染者なしの県が少ないことです。
感染者なしの県が少ないということは、デルタ株は追いつめられ減少はしているものの、しつこくどこかに生存しているということです。全国47都道府県のなかに確かにデルタ株が生存しているのです。
第4波のアルファ株は東京、大阪を中心にした都会での感染拡大が大きかったのですが、第5波のデルタ株は大阪、東京と拡大が始まり、その後全国に拡大。1日の感染者数は2万5千人を超え、第4波のアルファ株の時の1日最大8,500人をすんなりと超えました。
アルファ株より3倍以上の感染力を持つ強いデルタ株でしたが、ワクチン接種の拡大でなんとか食い止めたような気がします。小池都知事が東京都のワクチン接種率が全国で3位になったと話されていました。
最近の感染者数1位は大阪となっています。政府が東京でのワクチン接種に力を入れた結果なのでしょう。東京が減少したことで周りの神奈川、千葉、埼玉でも減少しました。
今や日本は世界でもトップクラスのワクチン接種率です。65歳以上の2回の接種率は89.6%。全体でも64.3%で感染症に勝つ集団免疫率の70%に近づいています。
10月11日は日曜日の検査数で平日よりも減少しますが、東京、大阪の日本の2大都市で感染者数が49人と同じ数でした。菅首相のワクチン接種政策の賜物だと思うのですが!有言実行、言うだけの党とは違います!
(県磯釣連合会最高顧問)
