コラム・エッセイ
『猛暑と豪雨来ないで!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議全国のあちらこちらで梅雨入り宣言が出ています。中国地方もそろそろですかね!6月15日は四国方面が豪雨となりました。中でも徳島県では1時間に50ミリの雨が降る超豪雨となったようですが、大災害とならず不幸中の幸いでした。四国と中国地方とは瀬戸内海を挟んで数10キロメートルの距離なのに、15日に降った雨の量はけた違い。徳島県の豪雨をテレビで見てびっくりです。
近年の梅雨の雨は狭い地域の中で集中的に降る豪雨で、テレビで見ているだけで一体どれだけの量の雨が降るのかと恐怖を覚えます。実際に体験された方は、その何倍もの恐怖を感じられたことと思います。
1時間に50ミリの雨とは、雨の降る地域全体に50ミリの雨水が溜まることだそうですが、その量はと考えると見当がつきませんので知識のある友人に尋ねてみました。「1時間50ミリの雨は1メートル四方ではどのくらいの雨量になるのか」と。その雨量は50リットルでペットボトル25本分です。もし50坪の屋敷に住んでいる人がいて、そこにその雨量の雨が降るとしたら50坪は165平方メートルになるので165×50リットルで8,250リットル。屋敷全体に8トン以上の雨が降ることだそうです。
雨は地中に入ったり、下水に流れたりと降った場所に溜まるわけではありません。しかしこんなバケツをひっくり返したような雨が2時間降れば倍の雨量になります。街造りでは雨の排水についても考慮されて設計されていますが、近年の地球温暖化で雨量が増大し、排水のコントロールができなくなった街も多くなってきています。
テレビで見たことがあるのですが、東京都は地下に巨大な空間を造って豪雨で排水機能が麻痺すると一時的にその空間に雨水を溜めて街を豪雨から守る方法を取り入れています。
人類のより文化的な生活が招いた地球温暖化。これが海水を温めて水蒸気が増大。それに比例して雨量が増大し豪雨に大変身。豪雨は川の氾濫、地滑り、土砂災害などの大きな災害を招きます。
近年、夏が暑くなり、暑さに比例するように豪雨災害も多くなり、災害も巨大化しているようです。昔の都市計画の中での街造り。その時代の文明の知識で造った街も、その便利な生活で地球温暖化が進み、自然の力に対応できなくなり、街全体を見直すようになってきています。街も時代と共に変革あり。時の流れの中で多くのいろいろなものが変わってきます。人類の文明の進化で自然までも変わるのですから!
1年振りに徳高15期生の同期会がありました。昭和38年卒業なので会名を三八会と呼びます。敦煌で開催、100名近くの人に案内を出して参加者は28名。5年くらい前は40名近く集まっていましたが、時と共に参加者数が少なくなっています。1年振りの出会いはお互いにすこしよそよそしさがありましたが、やはり同級生。すぐに60年前にタイムスリップ。舟木一夫の高校三年生に戻ります。2時間のタイムスリップでしたが、少し人生をリセットした気持ちになるから不思議です。
これから夏本番です。猛暑の夏になりませんように、豪雨は来ないように、祈願します!
(県磯釣連合会最高顧問)
