コラム・エッセイ
『人間は神にはなれません!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議第二次世界大戦が終結して77年です。食べるものもない終戦後の超貧困の時代から昭和天皇のお言葉「耐えがたきを耐え、忍びがたきを偲んで」現在の平和で豊かな国を造ってきました。現在の日本は平和ぼけしているのではないかと思われるくらいです。これも戦後一貫して平和で豊かな国造りへと日本の舵取りをされてこられた政治家や官僚、そして行政に携わる方々の力だと思います。
ところが1人の権力者の考えで180度変わるのですね。1人の独裁的政治家によって地球全体の歯車がかみ合わず大変なことになってきています。
それは世界に堂々と大嘘を吐きウクライナに武力侵攻しているロシアのプーチン大統領のことです。現在、世界中で一番「ひんしゅく」をかっている人かも!
テレビでの侵攻状況を見て第三次世界戦争が勃発するのではと懸念されている方も多いと思います。3月4日、ロシアがウクライナにある欧州最大の原子力発電所を攻撃したニュースには驚きました。原子炉が爆発すれば、放射能が流出し、それこそ第三次世界大戦の引き金となったかもしれません。
米国をはじめNATOに加盟している国々は黙ってはいないでしょう。この導火線に火がつくと、地球は終わりかもしれませんね。
ウクライナは電力の大半を原子力に頼っていて、現在15基が稼働しています。30年くらい前のソ連時代、大惨事を起こした原子力発電所チェルノブイリはウクライナにあります。ロシア軍がウクライナに侵攻した当初、プーチン大統領は核爆弾の話をしたことがあるので何をするかわかりませんよ。原発にしろ原爆にしろ、万が一核が使われることになれば第三次世界戦争はなきにしもあらずですよ。
現在の人類は新型コロナウイルスとプーチン大統領による戦々恐々とした懸念の中で日々生活を送っています。新型コロナウイルスでの死亡者は600万人を超えました。大半は高齢者です。
核戦争が起これば人類は滅亡かも!核兵器を持つ国は「抑止力のための兵器だ」と言いますが、今回のプーチン大統領の言動に不安を感じるのは自分だけではないと思います。
1人の愚かな権力者が持つ核のボタン。力を持ち続けると自分が神になったように思い違いをするのでしょうか。自分こそが神だから正しいと思い核のボタンを押さないことを人類を創造された真の神に祈るばかりです。
世界には権力の神として君臨し続けている方が存在している国もあります。君臨するために権力で法律を変える神もいらっしゃいます。プーチンさんも法律を変え、たてつく人は排除しロシアの神として君臨しています。国民あっての神ならばよいのですが!
中国の神も法律を変え、長期の権力を、権力をつかってお取りになられました。北朝鮮の神は、実の兄を殺害されてまで神の座を取られました。権力は良きも悪しきも諸刃の剣だと思います。
(県磯釣連盟最高顧問)
