コラム・エッセイ
『権力の化け物が人類を滅亡へ!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議ロシアがウクライナへ侵攻してからすでに100日以上が経過し、多くの街は壊滅的な打撃を受けています。戦場がウクライナ国内ですから、ロシアはやりたい放題のやりっぱなし。ウクライナでは多くの一般国民が亡くなり、戦いが終わっても元に戻るまでには10年、20年の「時とお金」がいることでしょう。
最初に多くの街のインフラに攻撃をしかけ、人々の生活を止めているようです。ロシアは学校や病院までも攻撃の対象としていて、多くの民間人が銃殺されているとニュースで知りました。
第2次世界大戦の終戦間際、日本もB29の運んでくる焼夷弾により、どの街も焼け野原にされてしまいました。焼夷弾は1発の中に小さいタマがいくつも入っていて、地上何百メートルかの地点で親弾が破裂し、その中のタマが散り広がって花火のようだったと聞いたことがありました。
タマの中には燃焼物がつめられ、日本は木造住宅が多かったので街は火の海になったとか! 徳山、下松、光にもB29爆撃機が親弾を何百と落とすので、あっと言う間に街全体が火の海となり、周南地区でも空襲により何千人もの民間人が犠牲になったと聞いています。
自分が小学生の頃には焼夷弾の中に入っていた六角型で30センチくらいの筒状の鉄のタマをよく見かけました。筒の中に油を入れ、落下すると火がついて街を焼け野原に変えてしまうのでしょう。
昭和20年8月6日広島、8月9日は長崎に新型爆弾と日本で呼ばれた原子力爆弾が落とされ、日本の無条件降伏により第2次世界大戦に幕が下りました。
終戦後、自分は満州国ハルピンに住んでいたのですが、ロシア兵がやって来て略奪の限りをしたそうです。若い女性は顔に墨を塗り男装して逃げたとか聞きました。
大戦が終わって77年、戦争の武器も変わりました。焼夷弾はミサイルとなり、一つ一つの武器の威力は何十倍も強力になってきていますが、戦争そのものは変わっていません。ウクライナではロシア兵による略奪、強姦、銃殺が続き、強い者が弱い者を非人道的に見下しています。戦争で死に向き合っているのは最前線で戦う兵士です。命令を出している高官はタマの届かない場所で高見です。
近年はデジタルの発達でウクライナの情勢は電波で世界へと流れています。でもロシアではこのニュースが国民に流れないよう電波を止めたり内容を削除したり、スマホにも妨害電波を流して不通にしたりしています。
一部の政治家の都合で国民の耳や目をふさぎ、真実から切り離して間違った情報を信じさせる強権政治の国は、日本の近くにも存在しています。その中にロシアも入ります。
ロシアはロシア国民の国ではなくプーチン大統領の国で、国民は蚊帳の外です。プーチンとNATOとの戦いの舞台がウクライナのように思えます。いずれ人類はひとりの過ちで人類を滅亡へと導くのではないでしょうか!
(県磯釣連合会最高顧問)
