コラム・エッセイ
『デジタルとコロナ住みよさなし!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議悪戯(いたずら)も度が過ぎると犯罪になるのではないでしょうか!6月14日午後6時半、周南市の市民の声を聞く課に「6月16日に帰宅中の幼稚園児、小学生を誘拐する」というEメールが届きました。周南市の幼稚園、小学校では万が一を考え16日、17日の登下校は保護者同行となり、多くの方が大変な迷惑を被られました。
インターネットによる悪戯は全国的に広がっていて悪戯とわかっていても万が一を考え対処しなければなりません。このような犯罪的な悪戯には送った本人は特定して罰を与えることが必要ですが、それが大変困難な現状です。探し出すことはできないことはないようですが、時間とお金がかかるようで、ほとんどがうやむやのまま終わってしまいます。
しかしこのような犯罪的な悪戯に対して行政は立ち向かって欲しいものです。インターネットで誹謗(ひぼう)、中傷を書き込まれたり、ありもしないことをでっちあげて書かれたり、メールを送った本人は特定されることがないと思うから送るのですかね。今やデジタルの時代です。インターネットやスマートフォンは生活の必需品です。
情報を出すのも、それを見るのも、信じるか信じないかも自由です。しかしそれらを使用するにはもっと詳細な法律の交通整理が必要ではないかと思います。いくら「市民の声を聞く課」に対する市民からの声であっても犯罪的な悪戯メールには断固対処して下さい。時間とお金をかけてでも差出人を突き止めて欲しいですね。市民の安心・安全を守るのも行政の仕事だと思います。
事なきに終わり幸いでしたが万が一なら全国ニュースでした。これからもネットでの犯罪的な悪戯やフェイクニュースは多くなりますよ。アナログの高齢者にとっては何でもデジタルの世の中は住み辛い世の中になりました。
その上ここ3年はコロナ禍での生活があり、ワクチンなどで死亡者は急減していますがゼロではありません。これはと言われるコロナ特効薬ができればコロナもインフルエンザと同様の対処となるのですが。
またコロナ感染者の後遺症問題があり、若い人に多いようです。70歳以上の高齢者の3回接種率は85%以上だと言われていますが50歳以下は60%を切る状況とか。後遺症の問題はそんなところにもあるのでは!
ワクチン接種の多い人ほど重症化率が低く、後遺症が残る人も少ないそうです。接種してリスクのある人がいるのも確かですが、国が無料で勧めている接種です。デメリットよりもメリットの方が大きいと思います。
山口県でも感染者は減少傾向にあります。6月に入ってから死亡者は22日までに4人、19日に90代の女性が、21日に80代の男性が亡くなりました。6月23日現在、山口県の感染者数は4万8170人、死亡者は180人となっています。まだ続くのでしょうね!
(県磯釣連合会最高顧問)