コラム・エッセイ
『世界へ売り込め、観光と日本酒』
伊藤博之の釣れ釣れ談議3月20日、全国で最初に長崎県で桜の開花宣言が出されてから春らしい暖かな陽気が続き、全国のあちらこちらで次々に桜の開花宣言が出されています。各テレビ局では毎日桜の便りのニュースが取り上げられています。平成最後のお花見は桜の花の下、ブルーシートでのお花見会がテレビに映され、日本人の春の始まりは桜の花からだと改めて感じました。
桜花爛漫の下での酒宴は日本人だけの文化だそうですが、近年、外国人観光客もお花見を楽しむようになって来たそうで、東京の上野公園では桜の季節に400万人近くの花見客で賑わうそうです。桜の経済効果は如何ばかりか。自然を冬の眠りから目覚めさせ春の息吹を与える桜。日本全国での桜の経済効果は数兆円の単位になるのかな!
日本のお花見文化は春の日本での観光の目玉の一つとなり、外国人観光客を呼び込む風物詩になると思います。今や日本は観光立国として観光が外貨獲得の柱の一本になるべく観光産業が成長しています。平成29年は4兆4千億円、来年のオリンピックでは目標8兆円、そして10年後には目標15兆円の大産業になることを政府は目指しています。
世界で今や日本は観光の国としても見直されて来ています。日本文化を学びたい、見学したい、体験したいという外国人が世界各国で急増しているとか。その原点は日本の安心と安全、そして日本人の「おもてなし」の心があるからだと思います。日本人の持つ人情が「おもてなし」を支えているのだろうと思います。
日本への外国人観光客は、これからますます多くなるばかりだと思います。地方も知恵を出し、考えるのは今です!観光に付きものなのが土産品です。その土産品としての特産品の一つが日本酒です。特に近年、日本酒が世界で注目になってきています。
世界で日本酒が注目の中で、山口県の日本酒の売上はここ11年間、右肩上がりで成長しています。県下の数蔵の日本酒も海外へ輸出され、外貨獲得で今やワインと競うほどだそうです。
その山口県の14蔵の新酒を試飲する第14回「新酒を楽しむ会」が3月28日、遠石会館で開催されました。主催は周南食の会で、自分が会長で運営しています。
ご協力いただいた酒蔵さんは萩市から「東洋美人」「福娘」「長門峡」、阿武町から「阿武の鶴」、山口市から「わかむすめ」、宇部市から「貴」、周南市から「寿」「原田」「毛利公」、下松市から「金分銅」、岩国市から「獺祭」「雁木」「金冠黒松」「五橋」の以上14蔵さんでした。
今年も満席の250人を越す日本酒愛好家の方々でした。当初は80人集めるのも大変でした。今は周南食の会の中に実行委員会を立ち上げ、現在15人ほどの実行委員の方々が協力しています。実行委員会方式を取るようになり、3倍以上の参加者があってチケットも2週間くらいで売り切れとなります。
周南市でも日本酒の愛好家が増えたと実感します。特に近年、女性の愛好家の方が多くなったと思います。日本の特産品、日本酒が世界の人から愛飲される時代になりました。ひとえに多くの酒蔵さんの良い酒造り、美味しい酒造りへの挑戦の賜物だと思います。
(県磯釣連合会最高顧問)
