コラム・エッセイ
『秋です!美酒です! 美食です!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、朝夕はめっきりと涼しくなって来ました。外国人観光客にこんなに暑い国だとは思わなかったと言わしめた今年の猛暑もやっと退散です。朝夕は掛け布団が必要で「秋眠暁を覚えず」かな!光熱費が一番かからない季節となりました。食欲の秋も目の前です。
9月26日、ホテル・サンルート徳山で2018秋を楽しむ「ひやおろしの会」を周南食の会の主催で開きました。チケットは超満席の154席が完売。春の遠石会館での「新酒の会」、秋のこの「ひやおろしの会」、ここ数年は実行委員会で運営しています。
共催の周南料飲組合、周南観光コンベンション協会、ホテル・サンルート徳山に加え、新酒の会の会場の遠石会館、蔵元から山縣本店、はつもみぢ、小売店は山田屋酒舗、くすのきリカーショップ、ナカシマ酒店、ワールドリカーズ山口、山本屋、チケット、チラシ、ポスターなどを製作していただくふじたプリント社の13団体です。
年2回の酒の会に参加いただいたのは東から「獺祭」「雁木」「五橋」「金冠黒松」「金分銅」「毛利公」「原田」「寿」「わかむすめ」「貴」「福娘」「東洋美人」「長門峡」「阿武の鶴」を作っている14蔵元。当初の10蔵から増え、14蔵元の3種類を試飲できますが、全蔵回ると42杯となり、ちょっと飲み過ぎになりそうですね!
「ひやおろし」は春に仕込んだ酒をひと夏熟成させる酒。日本酒は高温と太陽光線に弱いので、夏は一番管理の難しい時節ですが、夏を越して熟成すると、力強く、男性的な酒に変身。常温で、ぬるかんで、これからの鍋料理に一番合う日本酒ではないかと思います。
今年のような猛暑の夏は一段と管理に苦労され、蔵にクーラーを入れて温度を下げられたとも聞きました。各蔵元とも例年と変わらずすばらしい出来でした。最近「ひやおろし」を「秋上り」と呼び、酒の瓶に秋上りのシールを張っているのを見かけます。夏を越して秋に出来上がる美酒、秋上り。食欲の秋を盛り上げてくれます。
会の終わりには参加蔵元からのプレゼント酒の抽選会。各蔵元が720ミリ瓶を2本用意され、司会が各蔵元を紹介。今年はサンルート徳山からの6本などもあり、合計36本でした。
今回はなんと木村市長さんにも当たりました。市長さんは日本酒党で、ほとんど酒の会にはご出席いただいています。おめでとうございました。
(県磯釣連合会最高顧問)
