コラム・エッセイ
『コロナに殺される弱小者の声を!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議2022年も3分の2が過ぎて9月です。朝夕は少しだけ秋を感じさせる風が通りますが日中は夏が居座り、まだまだ熱中症と縁が切れませんね。
コロナさんもお盆の日本列島大移動が過ぎて2週間、なんとなくピークが過ぎたかなと思われます。感染が拡大し、少し遅れてから死亡者が増えると聞きます。お盆前には全国で1日100人台だった死亡者が今は300人台、400人に届きそうな状況です。
山口県でも8月11日より前の1週間の死亡者は16人、11日からお盆中の1週間は36人、そしてお盆が明けた18日からの1週間では46人と感染拡大に正比例しています。この亡くなった方の90%以上が70代以上の後期高齢者です。
感染者数に対する死亡率は0.2%とデルタ株に比べて10分の1ですが、感染者数がデルタ株の10倍以上ですから死亡率が低くとも1日の死亡者数は記録更新となってしまいます。
高齢者の死亡が多いのはコロナ感染で体力が衰え「誤嚥性(ごえんせい)肺炎」を引き起こしたり、基礎疾患による持病の悪化で亡くなる人も多くなっているからだと聞きます。コロナが引き金になり違う病気で亡くなる人の率はわかりませんが、年を取ると免疫力も落ちます。
とにかくコロナに感染しないようにマスク、うがい、手洗い、3密を避け、不要不急の外出は控える、誰を見てもコロナを持っていないと思わない、まさかが命取りにつながります。そして感染しても地獄の1丁目の前で引き返せるようにワクチンの接種を、自分も高齢者のひとりとして、若い方々との行動は極力控えています。
クラスターは第6波の時は学校関係や職場でも多く発生していましたが、意外に多かったのが就学前施設でのクラスターでした。保育園や幼稚園に通う子どもが感染して家庭内感染が拡大しました。
夏休みに入ってから子どもの感染が減少したので家庭内感染が減少し、お盆前にはオミクロン株BA・5も停滞していたのですが、お盆の大移動で元の木阿弥です。
人の活動の減少により抑えられていたオミクロン株BA.5でしたが、政府の規制解除により国民の自粛が緩み、1日の感染者数や死亡者数は記録を更新。山口県でも1日に4千人以上の感染者が出て10人以上の方が死亡し、クラスターの発生も大きく変わりました。
8月に入ってから高齢者施設でのクラスターが全体の80%以上を占め、その他医療機関や障害者施設でのクラスターが発生しています。
自分の知っている方の話ですが、デイサービスに通っているお婆さんがコロナをいただいてしまい、家族全員感染、1週間休業することになりました。コロナの感染拡大で売り上げが減少している上での休業です。
岸田首相様、家族店はコロナで死ぬのではなくコロナに殺されます。ここのところをお考え下さいませ!
(県磯釣連合会最高顧問)
