コラム・エッセイ
『次はコロナの代償におびえる!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議3年間苦しめられたコロナ禍の終わりに明かりが見え始め、ほんの少し安心が広がっています。
インフルエンザ感染者の死亡率とコロナ感染者の死亡率とで比較すると、まだコロナの方がインフルエンザでの死亡率より少し高く、コロナは変異が早く変異のたびにウイルスが弱くなっていますが感染力は強くなり、変異がいつ起こるのか見当がつきません。
収束の明かりは見えても今のオミクロンBA・5が減少していくのか!また変異して力を増すのか!変異してもこれまでのように弱体化して死亡率が下がるのか!まだまだ時間がかかることと思います。
インフルエンザでのタミフルのように特効薬があれば、コロナも早急にインフルエンザ化の対応となることでしょう。年に何回かワクチンを打ち重症化を抑え、感染しても投薬で抑える。これからもワクチンの接種が重要な要となることは間違いないでしょう。インフルエンザと同様、自費での接種となるのでしょうね!
とにかくこのままコロナウイルスが地球から消えてくれるのが一番ですが、消滅したと思ってもどこかで生存しています。人類がパンドラの箱を開いた時から地球上に色々な人類の敵が飛び出したのですから。そんな多くの敵を人類は知恵で撃退してきました。
19世紀初めのスペイン風邪もウイルスです。世界での死亡者は4千万人とも1億人ともいわれています。
1世紀少々前の人類はウイルス対応への知恵がなく、感染することで抗体を作り、集団免疫を獲得してウイルスに勝ったのですが、10人に1人以上の方が亡くなられたのではないでしょうか。日本でも40万人近くの方が亡くなられたと聞きます。
それから百数十年が経ち、人類の数は倍以上になったと思います。現在の人類は知恵によりコロナでの死者を約65万人としています。スペイン風邪の時より100分の1に抑え込んでいるのです。
ワクチンの発明で人工的に抗体を作り、その集団免疫により、ウイルスを抑え込んでいます。世界中の70%以上の人がコロナワクチンを1回以上接種したそうです。
現在、世界での感染者数は6億人を上回っています。これは世界の人口の約8%が感染したことになるのです。ワクチンの接種と感染者で世界の約80%の人が抗体を持っています。
集団免疫の力で第7波の減少が始まり、変異を重ねたウイルスの力も弱くなり、今回のWHOテドロス事務局長の「終わりが視野に入ってきた」の発言につながったと思うのですが!
コロナが収まってもコロナが引き金となった物価高、コロナで人の流れ、つまり経済の流れが止まったつけが溜まっての高インフレ、その上ロシアとウクライナの戦争で農作物や石油・天然ガスなどの供給が止まってのインフレの押し上げ。コロナ前に戻るのは何年後になるのかな!
(県磯釣連合会最高顧問)
