2026年07月08日(水)

コラム・エッセイ

『過ぎたるは及ばざるがごとし!』

伊藤博之の釣れ釣れ談議

 猛暑が続く今年の夏も、お盆が過ぎて朝夕は少しずつ秋の気配を感じるようになりましたが、残暑はまだまだ厳しいと思います。

 アサヒビールの営業の方に「猛暑でビールが売れ過ぎでしょう」と話すと「とんでもない。暑過ぎてビール業界は大苦戦で」の返答。暑過ぎると清涼飲料水の売れ行きは伸びるのですが、酒類の消費は減少するそうです。

 言われて見れば、飲食業界は「夏枯れ」などと呼ばれ、夏の暑さが厳しい時は客足が少なく売上が急落します。飲食業界では1年で売上が下がるのが2月と8月の厳寒と猛暑の時。人があまり外に出ないのが「2・8枯れ」の理由だと思います。飲食業界が悪ければビールの需要は下がります。暑いとクーラーの中が一番の天国です。

 また今年はさぞかしアイスクリームが売れたことと思いきや、売れたのは氷菓で、乳製品はそれほどでもないとか。ただ、氷菓は想定以上の売れ行きで生産が追いつかず、販売休止の商品もあるようです。コンビニでもパン類からめん類に需要が変わったそうです。

 「過ぎたるは及ばざるがごとし」。寒さ、暑さ、雨、風などは適当な度合がベストで、高くても低くても、生活に変化が起こります。ビールも暑くないと売上は伸びませんが、最高でも35度までぐらいとか。38度、40度となると急落とか。

 ビールは夏場、気温が1度上昇すると販売量が約2・5%増えるとされます。今年は7月の1週目から2週目にかけては急増しましたが、猛暑のニュースが毎日出た3、4週目は毎週比で減少して7月の販売額は前年同月比で5%の減少と日経新聞でキリンホールディングスの方が話されていました。

 この暑さは生鮮食品にも打撃を与えています。牛、豚、鶏の家畜は食欲不振でやせて出荷不足、野菜、果実は暑さと水不足で収穫減少、魚介類は海水温上昇で漁獲が減少してそれぞれ高騰。異常が上につく気象は経済も異常になります。

 この猛暑で自分自身が一番先に異常になりそうです。ソーメンはあまり好きでなかったのですが、毎日お昼にめんつゆにチューブのニンニクを交ぜて食べています。ニンニクは血液をサラサラにする成分があるとテレビの健康番組で聞きました。意外とおいしいですよ。

 最近はセカンドオピニオンとかで病気や健康に関するテレビ番組が多くなりましたね。老人社会日本ですか!異常気象は老人にとって一番の敵です。ご用心下さい!

(県磯釣連合会最高顧問)

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