コラム・エッセイ
『「おもてなし」はタクシーから!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議3月3日の日曜日、山口県磯釣連合会の上部団体の西日本磯釣協議会の総会へ出席のため、久し振りに都会の空気を吸いに行きました。
上部団体の西日本磯釣協議会は、中国磯釣連合会(山口、広島、岡山、島根、鳥取の5県の釣の連合会)、四国磯釣連合会(愛媛、香川、徳島、高知の4県の釣の連合会)、近畿磯釣連合会(大阪、京都、兵庫、和歌山の2府2県の釣の連合会)の2府11県の磯釣りの会で組織されている、磯釣りでは日本で一番大きな釣り団体です。立ち上げて40年になります。
今年は近畿磯連が担当で、大阪府が受け持っての総会でしたので、大都会、大阪に行って来ました。昨年は四国磯連で高知県のお世話でした。来年の総会が中国磯連で、受け持ちが山口県となり周南市での開催となるので、来年よろしくの挨拶も有り、大阪まで行ったのです。
徳山駅発午前8時55分の「のぞみ」に乗車。11時半には総会会場でした。久し振りに乗る新幹線の速さに感動していたのとまた同時に、都会と地方の格差も強く感じました。日帰りで大阪での買い物も可能なんだ、日本はこんなに便利な国に変わって来ているのだと改めてこの小さな国に張り巡らされている新幹線や高速道路などの交通網のすばらしさを実感し、地方と都会との生活の違いが根本的に大きく変わって来ているのだと思いました。
時代はアナログからデジタル、そしてAI、IT、スマホと手塚治虫さんのアトムの時代が現実となり、未来が少しずつ見えるような思いがします。でも人間がロボットに使われる時代には生きたく無いのが本音ですが、いかがですか!
交通網の整備で短時間での移動が可能となり、日本が時間的にはますます小さな国となり、物流も便利になってより発達しています。人や物の交流が多くなり、商売の方法も地方と都会では根本的に違い、差が大きくなって来ていると思いました。
またインターネットでは世界の情報が即座に分かり、地方にいても、都会にいても世界に情報を発信することができます。
日本を網羅している交通網と世界を網羅しているインターネット、都会でなく地方だからこその商売が何かあるような気がした1日でした。久し振りに新幹線に乗り、都会の空気を吸い、改めて時代の流れの早さには、もうついて行けないのかなあと溜め息をつく1日でもありました。
大阪駅は人、人、人で、徳山の夏まつりとツリーまつりのファンタジックナイトのようで、街が活きていると実感です。総会会場のホテルまでタクシーをと乗り場へ行くと、トランクを持った女性の30名くらいの団体で、近づくと外国の観光客の方々でした。今、大阪がインバウンドの方々に大受けだそうです。
タクシーに乗ると運転手さんが「ご乗車、ありがとうございます」と一言言われてお口汚しにとミルキーの飴を4個。ホテルまでの20分が短く感じました。乗車中、確かに外国人観光客が多くなっていると話されていました。運転手さんの心ある「おもてなし」に気持ちの良い思いをさせていただいた大阪でした。
(県磯釣連合会最高顧問)
