コラム・エッセイ
『夏を乗り切る!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議沖縄奄美は梅雨明け。山口県は昨日でした。梅雨が明けると暑さ厳しい夏が待っています。年を取るほどに嫌になる夏ですが、子どものころは夏が待ち遠しかったですね。長い夏休み、楽しみの中でも一番はセミ、カブトムシ、クワガタ、カミキリムシ、トンボなどの虫取りでした。
クヌギやドングリの木に傷をつけてやると樹液が出て、それを食べにカブトムシなどが集まります。大きなスズメバチも仲間入りしていました。何カ所か自分だけの秘密の場所があり、集めた虫はリンゴ箱(昔は木の箱でした)に落ち葉を敷き、葉のついたドングリの枝を入れて夏休み中、飼っていました。
動物園がまだなかったころ、公園区の周りにはけっこう縄張りを持っていました。セミは市役所の周りやその近くの家々の大小の木に、梅雨が明けるとクマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミなどが一斉に鳴き、やかましいくらいで、ハエ取り紙のネバリを竹竿の先につけて取っていました。
鳥カゴにいっぱい取って帰ると、母親に「セミの佃煮を作るのか」と叱られました。
また自宅から線路を渡ると海でしたので、海水パンツ一丁で浜崎に泳ぎに行っていました。
大人になると夏の楽しみの一番は生ビールとなりました。徳山の中心市街地の6階以上のビルの屋上はビアガーデンで、どこも満席でした。串カツと枝豆がおつまみの人気一番でしたね。
還暦を過ぎるとビールは1、2杯で酒の量も少なくなり、酒の席も少しずつ遠くなって来ました。楽しかった夏は遠い過去の思い出となり、今は暑さ対策ばかりを考えています。
クーラーを入れれば電気代、外に出れば熱中症が気になり、これからの2カ月を考えるだけで汗が出そうです。遊びを控えて電気代を捻出するしかないですね。ベッドで熱中症でさよならは寂し過ぎますから。
周防はもの落としとワイングラスで冷えた吟醸酒を、シャワーを浴びて冷房の利いた部屋で。近年の夏の楽しみはこれくらいですかね。しっかり水分を補給して無事に乗り切りましょう。
21日は第45回徳山夏まつりです。昨年から1週間早い7月の第3土曜日となったので、都町の納涼祭とぶつかります。バーベキュー材料の調達と調理を手伝っているので、徳山夏まつりには納涼祭が終わって行っています。
昨年は「みの幸」の前でビールを飲んでいて雨で大変でした。今年は好天に恵まれますように!てるてる坊主様、御加護を!
(県磯釣連合会最高顧問)
