2026年07月08日(水)

コラム・エッセイ

『豪雨映像に地獄を見た』

伊藤博之の釣れ釣れ談議

 「平成30年7月豪雨」は西日本に巨大なつめ跡を残しました。この災害は広さでは東日本大震災に匹敵するかもしれません。鉄道、道路の復旧はかなりの時間が必要だろうと思います。

 また豪雨が去ったら猛暑。太平洋高気圧とチベット高気圧で暑さのジュータンの二枚重ね。二つの高気圧は日本がお気に入りなのか居座りでございます。

 多くのボランティアはこの暑さの中で熱中症と闘いながら復興のお手伝いをされています。頭の下がる思いです。

 温暖化で気温は上がるばかり。北極、南極の氷も溶け、太平洋の島国では海水の上昇で水没の不安との隣り合わせです。北極では北極海の氷が半分くらい解けたとか、シロクマの生存が危ぶまれています。

 多くなった海水は熱されて水蒸気となり、天空に集合。気温の上昇に正比例して暑くなればなるほど多くの水蒸気が天空へ集まり、巨大な水の固まりの雲となって地球上に戻されます。近年は想像もつかないような豪雨となっています。

 今回の豪雨の被害額は東日本大震災ほどではないとしても、大きな数字になると思います。17日のニュースでは野菜、果物など農作物だけでも480億円とか。まだまだ増えると思います。

 道路、鉄道、水道、電気などのインフラ整備、土砂災害の復旧、崩壊した家の片付け、リフォーム、建て替え、河川の復旧などなど、国、県、市町村、企業、民間など立場は違いますが、何兆円と言う数字になると思います。

 復旧はお金で対処できますが、亡くなられた200人以上の命は返ってきません。近年、梅雨の時期になるとどこかで災害が起きています。河川の決壊によるはんらん、豪雨から地盤のゆるみによる山の崩落。この二つが人命を巻き込んだ災害の本質だと思われます。

 河川の補強、地盤の補強、年々大きく強くなる豪雨に対してより堅固で安全な供えのある国造りをしていただきたいです。

 今回の豪雨災害はいろいろな場所での被害の実態をテレビで見ることができました。町が大きな川と化し、至る所に自動車、流れている車もありました。

 屋根だけが見られる家屋、屋上や屋根で助けを待つ人、東日本震災の時の津波の災害と同じでした。水の恐怖を新たに認識しました。

 広島での山の崩落の映像はまさに水の力の恐怖でした。いろいろな地域での豪雨映像に、地獄を見ました。

(県磯釣連合会最高顧問)

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