2026年05月22日(金)

コラム・エッセイ

『コロナが引き金の大インフレ!』 

伊藤博之の釣れ釣れ談議

 我が財布は居心地が悪いのか、福沢諭吉先生に大きな羽が生えて知らぬ間に飛んで出て行ってしまいます。スーパーでも今まで通り買い物をしているつもりなのに、レジの数字は20%くらい高くなっているように感じます!これがインフレですかね!

 多くの商品が高くなっているのにびっくりです。テレビでも値上げ、値上げのお知らせばかり。特に電気・ガスの引き落としの金額を見た時には驚きました。多くの方ががく然とされたことでしょう。

 電気は現在、自然エネルギーを利用する発電が広がっています。太陽の光を利用する太陽光発電、風で風車を動かすことにより電気を作り出す風力発電、水を使う水力発電、海の干満による潮の流れを利用する潮流発電、温泉などの地熱を利用して作る地熱発電など自然を利用する発電で電気を作っています。

 自然エネルギーによる発電は二酸化炭素を出さないのでもっとも地球に優しい発電でもあるのですが、発電量が少なくまかなえません。日本で一番電気を作っているのは火力発電です。火力発電には石油・石炭・ガスなど水を水蒸気などに変えるための燃料が必要です。

 現在、これらの燃料は全世界で減少しています。ロシアとウクライナによる戦争のため両国からの石油・ガスの供給が大きく減少し、世界中に影響を与えています。需要は大きく供給は少ない、商品は当然高く買ってくれる方に売られるため値上がりすることになります。

 現在、日本の貸出金利は一番低く、マイナス金利となっていますが、欧米はインフレ対策として金利を上げています。米国では4%近くまで上昇すると予測されており、日本と米国では金利差が5%近くになっているため円が売られてドルが買われるので為替で円安ドル高に動いているとも言われています。

 輸入品の精算はドルで行われます。円でドルを買わなければなりませんが、現在は1ドルが150円くらいです。3カ月前の8月ごろは130円台でした。日本は燃料資源の高騰の上に1ドル20円近くプラスしないと買えないのです。

 電力会社の買う燃料代は品不足による高騰の上、円安によるダブルパンチ。高騰している燃料で作る、高いコストのかかった電気ですから、使用する人にとっても高い電気代となるようでございます。現在の人類にとって電気は必要不可欠なものです。より安く、より安全な電気の供給は世界各国で議論される問題となるでしょう。

 そしてインフレの源はコロナだと思います。コロナによるロックダウンや入国制限などでの人の交流のシャットダウン、それに伴うあらゆる物の生産の減少が引き金だろうと思います。

 またロシア・ウクライナの戦争も!地球温暖化による気象変動の広がりも!生産のブレーキになっています。根源は人類です。地球は一つしかないのですから!

(県磯釣連合会最高顧問)

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