2026年07月08日(水)

コラム・エッセイ

『周南の宝です!毛利公、原田、寿』

伊藤博之の釣れ釣れ談議

 今や山口県の日本酒は全国の愛飲者から引っ張りだこです。これをけん引したのが岩国の「獺祭」、萩の「東洋美人」、宇部の「貴」。そしてこの3蔵を残りの17蔵が追っていると言っても過言ではないでしょう。

 県内にある20蔵はそれぞれ味のある日本酒を造られています。共通するのは、どの蔵もとにかく切れが良いことです。

 4月8日、山口市の山口グランドホテルで開かれた山口地酒の祭典・新酒発表会で平成29酒造年度の県新酒鑑評会の表彰式がありました。

 吟醸酒の部は岩国から五橋の酒井酒造、金雀の堀江酒造、獺祭の旭酒造の3蔵、周南から原田のはつもみぢ、毛利公の山縣本店、寿の中島屋酒造場の3蔵、萩から長門峡の岡崎酒造場、東洋美人の澄川酒造場の2蔵の合計8蔵の優等賞の中から最優等賞を山縣本店が受賞されました。

 純米酒の部は岩国の3蔵と周南の寿・中島屋の中島屋酒造、萩の4蔵の合計8蔵の優等賞から、萩の東洋美人の澄川酒造場が最優等賞を受賞しました。

 発表会に招待いただき、ゆっくりと試飲しましたが「さすが」「すばらしい」。山口県の酒が全国で売れているのが納得でした。いろいろと話題の酒もあり、堀江酒造の一升8万円の「金雀」、一度飲んでみたいですね。

 獺祭の純米大吟醸「その先へ」は一升が3万円。グラスに口をつけるとすーっと口の中へ入る感じで、超切れが良く、口の中でおいしさが膨らみ、のどを通ると口の中はスッキリ。これが3万円の味かと感動したことがあります。

 値の良い酒はそれなりに深みがありますが、手ごろな値で良い日本酒を見つけるのも楽しいですよ。

 今年初めて山縣本店、はつもみぢ、中島屋と周南市の3蔵がそろって優等賞を受賞され、3蔵の受賞酒を楽しむお祝いの会を12日に周南食の会の主催で25人が参加して旬亭「ふじ荘」で開きました。

 まずアサヒビールでのどをうるおし、山縣本店の山縣社長の音頭で乾杯。3蔵の受賞酒の飲み比べで会の始まりです。冷酒グラスで一口ずつ飲まれた皆さん、微妙に違うように思うが、全部同じに感じますとのご意見でした。

 山縣社長、ごあいさつの中で「今年は最優等賞を我が社が取りました。昨年は中島屋さんでした。来年は、はつもみぢの番です」と。

 来年も受賞酒を楽しむ会、ぜひ期待しています。

(県磯釣連合会最高顧問)

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