コラム・エッセイ
『周南の宝です!毛利公、原田、寿』
伊藤博之の釣れ釣れ談議今や山口県の日本酒は全国の愛飲者から引っ張りだこです。これをけん引したのが岩国の「獺祭」、萩の「東洋美人」、宇部の「貴」。そしてこの3蔵を残りの17蔵が追っていると言っても過言ではないでしょう。
県内にある20蔵はそれぞれ味のある日本酒を造られています。共通するのは、どの蔵もとにかく切れが良いことです。
4月8日、山口市の山口グランドホテルで開かれた山口地酒の祭典・新酒発表会で平成29酒造年度の県新酒鑑評会の表彰式がありました。
吟醸酒の部は岩国から五橋の酒井酒造、金雀の堀江酒造、獺祭の旭酒造の3蔵、周南から原田のはつもみぢ、毛利公の山縣本店、寿の中島屋酒造場の3蔵、萩から長門峡の岡崎酒造場、東洋美人の澄川酒造場の2蔵の合計8蔵の優等賞の中から最優等賞を山縣本店が受賞されました。
純米酒の部は岩国の3蔵と周南の寿・中島屋の中島屋酒造、萩の4蔵の合計8蔵の優等賞から、萩の東洋美人の澄川酒造場が最優等賞を受賞しました。
発表会に招待いただき、ゆっくりと試飲しましたが「さすが」「すばらしい」。山口県の酒が全国で売れているのが納得でした。いろいろと話題の酒もあり、堀江酒造の一升8万円の「金雀」、一度飲んでみたいですね。
獺祭の純米大吟醸「その先へ」は一升が3万円。グラスに口をつけるとすーっと口の中へ入る感じで、超切れが良く、口の中でおいしさが膨らみ、のどを通ると口の中はスッキリ。これが3万円の味かと感動したことがあります。
値の良い酒はそれなりに深みがありますが、手ごろな値で良い日本酒を見つけるのも楽しいですよ。
今年初めて山縣本店、はつもみぢ、中島屋と周南市の3蔵がそろって優等賞を受賞され、3蔵の受賞酒を楽しむお祝いの会を12日に周南食の会の主催で25人が参加して旬亭「ふじ荘」で開きました。
まずアサヒビールでのどをうるおし、山縣本店の山縣社長の音頭で乾杯。3蔵の受賞酒の飲み比べで会の始まりです。冷酒グラスで一口ずつ飲まれた皆さん、微妙に違うように思うが、全部同じに感じますとのご意見でした。
山縣社長、ごあいさつの中で「今年は最優等賞を我が社が取りました。昨年は中島屋さんでした。来年は、はつもみぢの番です」と。
来年も受賞酒を楽しむ会、ぜひ期待しています。
(県磯釣連合会最高顧問)
