2026年07月08日(水)

コラム・エッセイ

『お花見も観光だ!狙いは外国人!』

伊藤博之の釣れ釣れ談議

 例年より1週間早く開花した今年の桜でした。2日の月曜日、新年度がスタート。例年なら花見を兼ねての歓迎会となるのでしょうが、桜の木の下でとはいかず、幹事さんは会場探しとなりましたね。今年は番狂わせ、葉桜の下の団子も趣きがあるかもね。

 3月31日は夜桜、あちこちマルシェ、動物園の夜間開園など周南市は春のイベントで大にぎわい。好天に後押しされて出かけられた方も多かったと思います。酒マルシェでは甘露、甘露と振りがついて、周南市の夜は久し振りに活気を取り戻していました。

 近年は桜見物をする外国人観光客も多くなっているとのことです。外国には桜の木の下にゴザやシートを敷いて弁当持参で大宴会を開く風習はないようです。満開の桜の下で車座になって楽しむ光景は、今や外国人にとっては観光になっています。

 外国人を招いて一緒に花見を楽しむ方

々も多くなっているとか。訪日外国人観光客は今年には年間3千万人を超える勢いです。昨年の経済効果が4兆4千億円とか。ここ10年で円安やビザ発行の緩和で急速に伸びています。政府も2020年オリンピックの年には4千万人を目標にいろんな法律の緩和を検討しています。

 6月から解禁となる民泊もその一つです。以前は東京―富士山―京都・大阪の関西方面がゴールデンルートでしたが、リピーターの増加で地方へ向かい始めているそうです。まずは東京に、から、近ごろは関西方面に直行する観光客も多くなっているようです。

 5年前と比べると大阪府は5.1倍で2位、京都は全国を下回る3.4倍で4位。3位は6.2倍に増えた北海道です。

 5位は6.8倍の福岡県、6位が5.3倍の千葉県、7位が3.1倍の愛知県、8位が8.5倍と一番大きく伸びた沖縄県、9位が2.7倍の神奈川県、10位が3.8倍の静岡県などです。日本全体に広がる傾向です。

 観光客が県内総生産の「消費」に占める割合は一番高いのが沖縄県の6.3%、2位が東京都の4.2%、3位が大阪府の4.2%、4位が京都府の3.6%、5位が北海道の2.3%(日経新聞参考)。

 リピーターの誘致合戦も各地で新たになり、全国で免税店も増えています。宿泊もできるクルーズ船の寄港も多くなり、高知県は大型船岸壁を整備、5年間で7倍に増え、年間42回も入港があるそうです。

 全国で外国人観光客の争奪戦が始まっています。

(県磯釣連合会最高顧問)

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